
あなたの色に染められて
第40章 誰かのために
唇を離すと璃子は潤んだ瞳で俺を見上げた。
『なに勝手にスイッチ入れてんだよ。』
後ろから耳元でそっと囁けば体をビクつかせながら吐息を漏らす。
裸でエプロン…抱いてる場所は璃子の城。その気になってもらわないと俺の方が困ってしまうこのシチュエーション。
『…もう立ってるし…ヤラシ…。』
エプロンの脇から柔らかな胸を掬い上げるように包み込むと指先に触れるのは ツンと尖った璃子のかわいい小さな粒。
『…ちがっ…ハァ…。』
もう片方の手は太股からヒップラインを円を描くように指を這わし作業台に手をつく璃子を期待させる。
『さて 悪い子をどうやって料理しましょうか?』
璃子は半身を翻して潤んだ瞳で俺を見上げ
『…意地悪…。』
『そうさせてんのは誰だっけ?』
ヒップをなぞる指先をもう充分に潤んだ泉に這わせ まだ隠れている蕾を弾けば
『…アッ…イヤッ…。』
背を弓のように撓らせて太股にキュッと力を入れて
『ここもコリコリじゃん。』
背中にツーっとに舌を這わせながらその感触を楽しんで
『…京介…。』
璃子は振り向くと手を伸ばし 俺の胸に手を添えて潤んだ瞳で見上げる。
『ダ~メ。今日は簡単にはイカせねぇよ。』
言葉の通り 蕾への愛撫を辞めると可愛がった指を一舐めして璃子を見下ろした。
『…ヤダ…。』
『おまえわかってる?そういう顔見れんの俺だけだって。』
俺の方に体を向かせて 顎をクッと持ち上げて お仕置きの意味をわからせて
『勘違…んっ…。』
『口答えすんな。』
作業台の上で調理してもらえる予定の刻まれた野菜たちを片手でスッと脇に追いやって
『…キャッ…!』
代わりにエプロン一枚を身に付けた璃子を作業台の上に座らせ
『…ヤダ!』
白くて華奢な足を作業台の上に立たせて 膝をグッと開かる。
『…ダメ…京介…。』
そんな目で俺を見たって逆に煽るだけだって早く気付けよ。
悪いのはおまえだと言わんばかりに 俺はニヤリと微笑むと一気にエプロンを捲り上げて
『丸見え。』
『お願い…。』
さっきよりもさらに頬を赤く染めて俯くコイツに
『勝手にイクなよ?』
閉じないように膝下から腕を絡め 蜜でキラキラと輝くピンク色の可憐な蕾を音を立てて吸い上げる。
『…ハァッ…ヤァ…。』
あとはコイツに弱いところを徹底的に虐めぬくだけ。
