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あなたの色に染められて

第10章 仲間


シャツを捲り上げ 露になったブラの上から胸を両手で掬い上げ 彼は顔を埋めてその中心にキスを落とした。

なかなか慣れないはじまりの瞬間。

私は毎度のことながら体を強張らせて身を任せるしかなかった。

『力抜いて。』

ブラを引き下げピンク色の粒を露にすると吐息をフッとそこにかけてカプリと食す。

『…ハァ…ッン。』

背中が浮くと慣れた手つきでブラのホックをはずし プルンっと開放された胸を掬いながらまた粒を指先でコリコリとイタズラして

『…うンっ……ッァ。』

『もう ここ立ってんのか。 』

胸を寄せてピンク色の粒を交互に何度も吸い上げると

『すげーエロい。こんなに膨らんじゃってる。』

『…やめて…アッ…。』

もう私は篭の中の鳥。

片方の手が脇腹を這いショーツを引き下げると

『今日は汚れちゃうと大変だから早めに脱がないとな。』

優しいんだか意地悪なんだかわからない台詞を私に贈る。


瞳を重ねながら膝を開くと密壺に指をプツリと差し込んで

『あんまり無理させられないから 璃子のイクとこちゃんと見せてもらおうかな。』

指を2本に増やして親指は一番敏感な蕾を刺激する。

『……イヤ…京介さ…ん。』

イヤじゃないのに…こんなにも彼を飲み込んでしまっているのに

『ベロ出してごらん。』

少しだけ舌を覗かせると 獲物を狙うように吸い付き

『……んんっ。ハァ……』

『ほら もっとベロ。』

彼の指は私のイイところをわざとゆっくり刺激して 舌を出さない私にお仕置きをした。

彼の唇を求めるように上半身を起き上がらせて 舌を絡めると 指の動きを一気に早めて 私を攻め立てくれる。

『……んんぅ…っんっ』

白い世界が近づいてくると 背中は弓のようにしなり ビクビクと体が跳ねだして

『ほら。俺の目見てイクとこ見せてよ。』

私と正反対な余裕のあるその瞳に私は吸い込まれていく。

見られていることが恥ずかしのに 目を離すことができず 足を広げ快楽に溺れていく私をさらけ出す。

攻め立てるクチュクチュという水音がさらに大きくなり 私を白い世界に導く準備ができると

『……アッ……アッ ……イヤーッァ。』

フッ

『お前 どれだけ俺好みな顔すんだよ』

額にキスを落として

『ハァ……ハァ……』

息の整わない私をクルッと反転させた。

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