あなたの色に染められて
第10章 仲間
腰を突き上げさせられ足を開かされるなんて
『京介さん。…恥ずかしいから やめてください、』
小さな声だから聴こえなかったのかな。
京介さんは私の腰に指をツーっと這わすと
『よく見えるじゃん。』
両手で花弁を開き下から蕾から蜜壺に向かってゆっくりと舐め上げた。
『……イヤーッァ。』
ジュルッ ジュルッ
顔を埋めて 音をたてて蕾を吸い上げると腰をグッとさらに突き上げさせた。
『準備万端だな。』
腰を跳ね上げ震える私は枕に顔を埋めて吐息を漏らすしかなかった。
ベッドサイドからいつもの小袋を取りだすと 私の見えないところで彼の準備も整えて
『こっちから攻めるのは初めてだな。』
さらに私の腰を高く突き上げさせ 蜜を纏わせると一気に奥へと差し込んだ。
『……んーんんっ』
『…声 聴こえねぇって。』
いつもより奥に届く彼の熱が私を狂わせる。
部屋に響くのは荒々しく腰を打ち付ける音と私のナカから溢れる水音
『ハァ……ハァ……っアッ…イッァ』
シーツを握りしめて なんとか意識を保とうとするけど彼は私のナカのイイところを何度も攻め立ててくる。
『…エロいな …腰 動いてるぞ…。』
私の背中に舌をツーッと這わせて首もとにキスをすると
『……か…お …みせてくださ…い。ハァ……恐い… アッ……』
私は堪らず顔をあげて彼のぬくもりを求めてしまう。
『もう イカせて欲しいのか?』
彼は私を反転させて膝をグッと押し上げると一気に律動を早めて私のイイところを攻めてくる。
『……もう……もう…んんぅ……イ…ッちゃう……』
彼の背中に手を廻し 溺れていく私はもうまた新しい扉を開いたかのように体を跳ねさせる。
必死にしがみついたこの大きな背中は私のモノで 私だけが爪をたてられるんだよね。
彼の腕のなかで 呼吸が乱れていく彼を感じながら
愛されているのは私だと心で唱え彼の熱で果てていく
『…璃子……ッァ……イクよ』
『京介さ……イヤーっ……んんぅ。』
京介さんは私がいつかお願いしたように 唇を重なて甘く白い私たちだけの世界へ連れていってくれた。
眉間にシワを寄せながら苦しそうな顔で熱を放つ京介さんを見れるのは私だけ。
クタリと覆い被さるのも私の体の上。
体を愛されると心も愛されるんだね。