
虹色の精霊に導かれて…
第7章 ハワイの夜 1泊目 ①
二宮視点
(Please come to the roomだと!!誰を部屋に呼ぶつもりだよ!!)
A「ニノ!」
マー君が扉の外から声を掛けてきた。
「はい!」
驚いた俺は、声が裏返る。
A「どうしたの?今すごい音がしたよ?」
「あ!えっと、扉が勝手に空きそうになったから、足蹴りしたよ?」
A「足蹴り?そうか…ケガしたんじゃないんだね?」
「ケガ?してない!してないよ」
A「よかった。じゃ、ごゆっくり…」
マー君の気配が離れていく。
「はーやばいな。部屋に戻れない…」
シャワーの音が響くバスルームをウロウロしながら、考えている。
(ルームサービスは浜地に頼もう)
浜地に向けてコールをする。
和専属「はい。どうかされましたか?」
「あのね。適当に料理頼んで…コッテリじゃなくて、でも、お腹にたまる物。あと。お酒のつまみ…」
和専属「分かりました…受け取りは私の方でよろしいですか?」
「ん。頼むよ。あと今は、僕の部屋に来ないでね」
和専属「……相葉くんと二人ですか?」
「そ、そうだけど…何?」
和専属「いえ……料理…が届きましたら、ご連絡します」
電話が切れた。
「たく…浜地の『いえ…』の間が、気になるよ…まったく…
あー!シャワー浴びよう!!」
(Please come to the roomだと!!誰を部屋に呼ぶつもりだよ!!)
A「ニノ!」
マー君が扉の外から声を掛けてきた。
「はい!」
驚いた俺は、声が裏返る。
A「どうしたの?今すごい音がしたよ?」
「あ!えっと、扉が勝手に空きそうになったから、足蹴りしたよ?」
A「足蹴り?そうか…ケガしたんじゃないんだね?」
「ケガ?してない!してないよ」
A「よかった。じゃ、ごゆっくり…」
マー君の気配が離れていく。
「はーやばいな。部屋に戻れない…」
シャワーの音が響くバスルームをウロウロしながら、考えている。
(ルームサービスは浜地に頼もう)
浜地に向けてコールをする。
和専属「はい。どうかされましたか?」
「あのね。適当に料理頼んで…コッテリじゃなくて、でも、お腹にたまる物。あと。お酒のつまみ…」
和専属「分かりました…受け取りは私の方でよろしいですか?」
「ん。頼むよ。あと今は、僕の部屋に来ないでね」
和専属「……相葉くんと二人ですか?」
「そ、そうだけど…何?」
和専属「いえ……料理…が届きましたら、ご連絡します」
電話が切れた。
「たく…浜地の『いえ…』の間が、気になるよ…まったく…
あー!シャワー浴びよう!!」
