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虹色の精霊に導かれて…

第7章 ハワイの夜 1泊目 ①

松本視点

「じゃ…えーと」

智専属「…橋本です」
 いやな顔をせず、ほほ笑んでくれた。

「ごめん。橋本マネ…どんな感じだった?詳しく教えて!」


智専属「そうですね。甘みのあるお酒と表現するのが妥当かと…」

潤専属「お酒の情報をメモにまとめました」
 犬養が尻尾を振っているような勢いで俺に近づいてきた。

 渡されたメモには、びっしりと情報が書かれていた。


「びっしりだね。助かるよ。きっと、翔さんが情報欲しがるから!」
 ニコッと笑う。

潤専属「ですね!櫻井さんに教えたいですよね」
 犬養が嬉しそうな顔している。




和専属「……いえ…が届きましたら、ご連絡します」


「和が何か用事いってきたの?」

和専属「……いえ、ゆっくりしたいから…と言われました」
 歯切れの悪い浜地さん。

(ニノ…どっか調子悪いのかな?後で本人に、確認してみよう)


和専属「所用もありますので、私はこの辺で、失礼します」
 浜地さんが部屋から出て行った。

翔専属「僕も、警備につきます」
 45度の礼と挨拶したあと、部屋を出ていく翔専属。


雅専属「堅いね…僕も行こうかな?それじゃまた明日。相葉くんたちによろしくね」
 手をヒラヒラ振りながら本郷君も出ていく。

智専属「…失礼します」
 お辞儀をして、立ち去る橋本さん。




「犬養!」
 部屋に犬養と俺だけになってから、低いトーンで犬養を呼ぶ。

潤専属「はい」
 そのトーンの時の俺に対しての態度で返事をする。

「俺がいない間、コンサート会場で、もめ事はなかったか?」

潤専属「ありません。
  今回は…かなり、参加スタッフを絞りました。
  ゆえにスムーズです」

「そうか」
 ホッとする。

「いいか。毎回だけど、俺たちWDが地面護るんだぞ!」

「はい。任せてください」

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