
虹色の精霊に導かれて…
第8章 ハワイの夜 1泊目 ②
櫻井視点
雅紀と和が俺の注文した地ビールで盛り上がり始めている。
(始まりをちゃんとしないと、ずるずるになるなぁ)
智くんを見ると、幸せそうな顔で皆を見ている。
「その前に、ちゃんとしないと!ね?」
雅紀の方を見ると、雅紀が「あ!うん」っと言って急いで、瓶ビールをグラスについでメンバーの前に並べる。
「では、挨拶を!」
笑顔で智くんにグラスを渡す。
O「うーん…その前に…」
俺が渡したグラスを一度テーブルに置く。
O「謝る事がある。まず、ニノ…」
智くんがニノの方を向く。
(ニノに謝罪?智くん…何したの…)
N「私に?…」
首を傾げて智くんの方を見ているニノ。
O「うん。昨日はごめんね。
なんかさ…翔ちゃん居るのに、いない感じがして…」
智くんはちょっと下を向きながら、ボソボソ言っている。
(俺が居るのに、居ない感じ??)
状況がわからないから、目だけでメンバーを確認していく。
潤と雅紀は黙って、二人を見ていた。
(二人は知っているの?知らないのは俺だけ?…)
N「ここに居るよ。みんな居る…ね…」
O「うん。」
N「それで、いいんです。私は、大丈夫ですよ」
ニノが優しい口調で話している。
O「あと、相葉ちゃん…」
ニノの表情を確認した智くんは、雅紀の方を向く。
A「え!俺にも?」
話が来ると思っていなかったのか、ビクッと大きく肩を揺らす雅紀。
O「うん。ずっと気になってたんだ」
智くんは雅紀がいるテーブルの向かい側に向かって歩いて行く。
雅紀は、近づいて来る智くんに向き合って立っている。
O「おいら。相葉ちゃんの事『好き』だよ。一緒にハワイに来れてよかった!」
智くんが雅紀を抱きしめる。
(え!告白!!!)
A「おぉちゃん!!」
雅紀がさっき俺にした抱きつきよりも、ずっと感情がこもった抱きつきをしていた。
(おいおい!ニノが見てるぞ!)
ニノを見ると、ホッとした顔で少し涙ぐんでる。
潤も『よかった』という顔をしている。
(二人は祝福モードなの?)
雅紀と和が俺の注文した地ビールで盛り上がり始めている。
(始まりをちゃんとしないと、ずるずるになるなぁ)
智くんを見ると、幸せそうな顔で皆を見ている。
「その前に、ちゃんとしないと!ね?」
雅紀の方を見ると、雅紀が「あ!うん」っと言って急いで、瓶ビールをグラスについでメンバーの前に並べる。
「では、挨拶を!」
笑顔で智くんにグラスを渡す。
O「うーん…その前に…」
俺が渡したグラスを一度テーブルに置く。
O「謝る事がある。まず、ニノ…」
智くんがニノの方を向く。
(ニノに謝罪?智くん…何したの…)
N「私に?…」
首を傾げて智くんの方を見ているニノ。
O「うん。昨日はごめんね。
なんかさ…翔ちゃん居るのに、いない感じがして…」
智くんはちょっと下を向きながら、ボソボソ言っている。
(俺が居るのに、居ない感じ??)
状況がわからないから、目だけでメンバーを確認していく。
潤と雅紀は黙って、二人を見ていた。
(二人は知っているの?知らないのは俺だけ?…)
N「ここに居るよ。みんな居る…ね…」
O「うん。」
N「それで、いいんです。私は、大丈夫ですよ」
ニノが優しい口調で話している。
O「あと、相葉ちゃん…」
ニノの表情を確認した智くんは、雅紀の方を向く。
A「え!俺にも?」
話が来ると思っていなかったのか、ビクッと大きく肩を揺らす雅紀。
O「うん。ずっと気になってたんだ」
智くんは雅紀がいるテーブルの向かい側に向かって歩いて行く。
雅紀は、近づいて来る智くんに向き合って立っている。
O「おいら。相葉ちゃんの事『好き』だよ。一緒にハワイに来れてよかった!」
智くんが雅紀を抱きしめる。
(え!告白!!!)
A「おぉちゃん!!」
雅紀がさっき俺にした抱きつきよりも、ずっと感情がこもった抱きつきをしていた。
(おいおい!ニノが見てるぞ!)
ニノを見ると、ホッとした顔で少し涙ぐんでる。
潤も『よかった』という顔をしている。
(二人は祝福モードなの?)
