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虹色の精霊に導かれて…

第3章 出発点への道

大野視点

空港の従業員用通用口の近くに一台の真っ黒なベンツのバンが止まっていた。

そこに一人の現地の人ぽい男性がチーフの名前が書かれたボードを持って立っていた。


(あれかぁ…)


フラフラ近づくと、スライドドアが少し開く。


N「やっと来ましたね…早くどうぞ…」
 ニノが手招きする。


無言で中に入る。


中にいたのは、メンバーの三人…相葉ちゃん・ニノ・松潤


A「一人で大丈夫だった?」
 相葉ちゃんが声を掛けてきた。


「ぅん…大丈夫…」

M「煮詰まってるの?」
 松潤も心配してる。


(そうかぁ  煮詰まってることになってる…


「うん…」


と、しか 答えられないよ)


M「じゃ、絵の事は置いといて!コンサートに集中しよう!!良いもの出来そうなんだ!」
 松潤が、笑顔で言う。

N「手ごたえを感じてるんですね?」


M「うん!すごく!下見した時から、イメージ沸きまくり!!」
 松潤が輝いている。

(きれいな、輝きだ…)

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