
虹色の精霊に導かれて…
第13章 虹の祝福と宴
大野視点
N「この人は自然体だから…」
和也のあきれ声が聞こえた。
S「自然体アイドル?」
零れてきた言葉を拾う翔くん。
(この状態でも挨拶考え中だったんだ…)
N「それは、みんなの事でしょ?」
人差し指を立て、メンバーをなぞって行く。
N「この人にその言葉 使いたいなら〝超自然体アイドル〟だよ」
人差し指が最後に俺の顔で止まって言う。
「お!『超』いいじゃ!」
N「気に入ってくれますか?」
俺の反応が良かったのか、和也がうれしそうな顔を見せる。
「もちろん!!」
(お前の笑顔もな!)
N「嬉しいです」
笑顔で和也が抱き付いてきた。
(俺が『超自然体アイドル』なら…)
「和也は〝演技派アイドル〟だよ」
N「演技派?」
抱き付いたままで聞き返す和也。
「そうそう。ハリウッドスターの方がいい?」
N「いいえ。リーダーが付けてくれた『演技派』のほうがいい!」
嬉しそうな声と一緒に抱き付く力も強くなる。
(華奢な方だけど、やっぱり男の力…い、痛い…)
A「大ちゃん!俺は!!」
今度は雅紀が俺の腕を掴む。
「雅紀は『スーパーアイドル』」
即答すると「ヒロミさんに言われたヤツじゃん!!」と言われた。
(定番なのに…)
「じゃ〝ミラクルアイドル〟」
頭に浮かんだ言葉を言う。
S「ミラクルかぁ!いいね♪お兄さんノッて来ましたね♪」
翔くんがメモ取りながら笑っている。
「ノッてきたよぉ!
そうゆう翔くんは…(なんだろう…)
〝知的アイドル〟かな?」
(頭いいし、キャスターしてるし…)
S「なにぃその『…かな?』もっとないのオリジナリティーなヤツ」
翔くんが口を尖がらして、不服を訴えている。
「…う~ん…」
(そんなこと言われると、翔くんらしいの?筋肉?勉強?
撫で肩?これは違うな…)
M「じゃ、俺は?」
松潤も勢いよく俺の側に来る。
(ちょ、ちょっと待って、翔ちゃんの考えている……)
M「ねぇーリーダー?聞いてる?」
松潤が雅紀と逆の腕つかんで引っ張る。
N「この人は自然体だから…」
和也のあきれ声が聞こえた。
S「自然体アイドル?」
零れてきた言葉を拾う翔くん。
(この状態でも挨拶考え中だったんだ…)
N「それは、みんなの事でしょ?」
人差し指を立て、メンバーをなぞって行く。
N「この人にその言葉 使いたいなら〝超自然体アイドル〟だよ」
人差し指が最後に俺の顔で止まって言う。
「お!『超』いいじゃ!」
N「気に入ってくれますか?」
俺の反応が良かったのか、和也がうれしそうな顔を見せる。
「もちろん!!」
(お前の笑顔もな!)
N「嬉しいです」
笑顔で和也が抱き付いてきた。
(俺が『超自然体アイドル』なら…)
「和也は〝演技派アイドル〟だよ」
N「演技派?」
抱き付いたままで聞き返す和也。
「そうそう。ハリウッドスターの方がいい?」
N「いいえ。リーダーが付けてくれた『演技派』のほうがいい!」
嬉しそうな声と一緒に抱き付く力も強くなる。
(華奢な方だけど、やっぱり男の力…い、痛い…)
A「大ちゃん!俺は!!」
今度は雅紀が俺の腕を掴む。
「雅紀は『スーパーアイドル』」
即答すると「ヒロミさんに言われたヤツじゃん!!」と言われた。
(定番なのに…)
「じゃ〝ミラクルアイドル〟」
頭に浮かんだ言葉を言う。
S「ミラクルかぁ!いいね♪お兄さんノッて来ましたね♪」
翔くんがメモ取りながら笑っている。
「ノッてきたよぉ!
そうゆう翔くんは…(なんだろう…)
〝知的アイドル〟かな?」
(頭いいし、キャスターしてるし…)
S「なにぃその『…かな?』もっとないのオリジナリティーなヤツ」
翔くんが口を尖がらして、不服を訴えている。
「…う~ん…」
(そんなこと言われると、翔くんらしいの?筋肉?勉強?
撫で肩?これは違うな…)
M「じゃ、俺は?」
松潤も勢いよく俺の側に来る。
(ちょ、ちょっと待って、翔ちゃんの考えている……)
M「ねぇーリーダー?聞いてる?」
松潤が雅紀と逆の腕つかんで引っ張る。
