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虹色の精霊に導かれて…

第14章 一瞬の交差

桃木視点

精霊様が翔たちに説明をしてくださるとおっしゃている。


それは、とても有りがたいこと

自分の言葉では、今世の“人”に通じるか解らない

しかし……

『精霊様
 ありがたいお言葉ですが、

 説明は、その都度にしとうございます

 今世を生きる…未来ある人の子に、いらぬ心配をさせたくありません』


再び腰祈礼をして、自分の考えを伝える。


{其方がそう言うなら、この話は、私が持っておこう}

『ありがとうございます』


宮『それで…良いのか?この場で、この五人にあらましを伝えた方が、もっと…』 


『今宵は宴の席は〝翔〟とふれ合える数少ない機会…

 私はこの男を好いております。
 もちろん 私の後世の者と言うだけでなく、
 私が選ばなかった選択をすることが出きる者…

 積年の想いを譲受してくれえうやも、しれません…』


宮『確かに』




『どうか』
  櫻井を見る。

『五人は』
  松本を見る。

『己を』
  二宮を見る。

『仲間を』
  相葉を見る。

『信じて』
  大野を見る。


『一緒に生きてほしい

 これが、私のかなわなかった願い…』

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