テキストサイズ

虹色の精霊に導かれて…

第26章 1日目 《MC》

A「あー確かに…ハワイに行くのも突然 社長から3日前に言われていますからね。

S「3日前というのは、憶えている?」

A「うん。」

S「直接社長から聞いたの?」

A「ううん、電話かかってきたの、携帯に!」
 親指と小指を広げて電話のジェスチャーをする相葉。

S「ポケベルじゃなくて?」

A「携帯だわ! ポケベルは中学生の頃だわ! 当時高校生だったから!
  携帯に電話きて…  やって?社長!」
 櫻井の衣装を引っ張る相葉


S「え? おれぇ?社長やるの?」


A「もしもし?『Youパスポート持ってる?』って聞いて。」

S『You パスポート持ってる?』


A「うん持ってるよ。『じゃあ、ハワイ行こ?』
  いいよ、いつ?『3日後』…って言われたの。で、3日後来たらぁ

 『You 嵐だから♪』…ってなったんだよね」
 結局 一人二役をする相葉。


S「じゃあ、その時にもしパスポートが更新されていなかったら?」
O「嵐じゃなかった!?」

A「そうだよ。だからパスポートサマサマだよね。」

S「パスポートに敬意を表する人って。そういないけどね。」

会場「 (笑) 」

S「大野さんは?大野さんも、ちょっと前だったんだよねぇ?」

O「僕も…
  相葉ちゃんの次…1週間前だった。」

S「1週間前って…だから、もう  9月の頭ぐらいだったのかな?」

O「そうそう!
 ほんでぇ…なんかねぇ 嵐の “A・RA・SHI” をぉ
 『ちょっとレコーディングやってくれ』
 みたいな…言われてぇ あぁ、別にいいけど …みたいに。
 でぇ、歌ってぇ 1週間後、ハワイだから…って言われた」

S「今、思い出したんだけどさぁ この話…あのぉ…JALの機内の放送のやつで話した?」

O「話してるね!ふっふっふ」
S「あはっ」

会場「聞いたー!」


S「そうだねっ 聞いた人いるよね?すみませんね。まぁ、聞いてない人もいるのか。まぁ、復習ってことで。」

A「そうだよね! ごめん、あったかく見守ってよ」

O「まぁ、でも。そんな感じだから、憶えてないんだよね」
A「ことも多かったよね。」

S「ギリギリだったからねぇ」
O「うん」


A「いや、ただ………楽しいねっ」
 イヤモニを触る相葉。

S「ほんとに。」

 大野頷く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ