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虹色の精霊に導かれて…

第30章 嵐 コンサート 終盤

パァァー パァー ラァァ パァァ ラァァァ

O『 Yeaaaaahhhhhhhh 』
 大野が叫びながらメンバーの中から出てくる

〝P・A・R・A・D・O・X〟と大型モニターに表示されたの瞬間 会場から悲鳴と歓声が上がる。


A『 真夜中! 泡立つ血が 騒いでる 』

M『 I can’t stop this 上向く 三日月ぃ 』

S『 誰も知らないの  Somebody tell me about it 』

N『 教えてやるよ 惹かれてる  Your perfume 』


中央ステージがせりあがり 観客を見下ろすメンバー


M『 Ahhh 』

A『 夢ならば じらし過ぎ  I know you lied 』
 浮遊している 羽のある者に指を指す


{主は、我らの嘘を どこまで知っておるのかのうぉ}


N『 強引だね 腰 つきで引きよせる 』
 くねりくねり 悩ましく腰をふる二宮。

観客 「きゃぁああ」


浜地「ぎゃぁぁ 二宮さん!無理しないで!!」
 ステージに登りそうな形相の浜地。

吉桜「浜地さん!持ち場から離れないでください!!」
 慌てて捕まえる吉桜。

浜地「あぁ 取り乱してすみません」
 シュンと肩を落とす浜地


S『 鼓動が Acceleration たまらない Attraction 』
 櫻井がステージの上でニヤリと笑う。


吉桜「浜地さん 気持ちは分かりますが、ただいまライブ中ですよ!」


N≪全くだ 器のままで俺の側に来たら…≫

N『 Baby 』
 首の汗を指先で払い落とす。

N≪マジ クビだから!≫

浜地≪それだけは!!≫



N≪本気にするな バーカ≫
N『 Ohh Lady 』

  からまり Shake you 

P・A・R・A・D・O・X


 櫻井のラップのくだりになって、スタッフ達が慌ただしく動き始まる。

せりあがったステージの中心を残して ゆっくり淵が居り始める。


 中心にはファイヤーポイントが並んでいる


『  show me 』
と叫ぶと  炎がふき出す



 P・A・R・A・D・O・X

炎と連動して 櫓の頭上に花火が打ちあがる。



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