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虹色の精霊に導かれて…

第32章 嵐 コンサート フィナーレ

O『 夢の中で 君と笑えるなら 』
大野 歌いながら松本に手を伸ばす。

松本 大野を迎えるように 肩を抱いた。

O『 ありのままを 』
 肩を踏んだまま歩き歌う大野。

 大野の暖かさを感じながら『  伝えたくて 』と歌いだす松本。


N「あいどんのぉ」
 両手を広げてお道化る二宮。



M『 分からなくて 』
 大野を見つめる。

O『 ただ君だけを見つめてた 』
 チラッと目を合わせて ふふっと目が笑う。

M『 見つめてた 』
 松本の頬も上がる。


N『 離れた場所からでも 届くから今どこかで』

M『 幸せを運ぶ 』
N『 甘く切ない君の歌 』

A『 巡り会えた奇跡が ほら この胸を叩いた 』

S『 生まれていく世界は ためらいもなく ただ君で染まってゆく 』



S「どうも ありがとおぉ」

会場から 割れんばかりの歓声

 『 君にもしも出逢わなければ まるで違う世界が 見えていたんだ 確かな事があれば
  君がいるから ここに僕はいるよ 』
大野ステージに向かって指を刺す

M『 誰よりも君を 』「愛しているよぉ 」
 マイクを離して 会場に響かす松本。

観客「きゃぁぁぁぁぁ」

 松本からの愛の言葉で、ノックアウト状態


 『 恋は甘くて苦い 溶けてくような 忘れられない香りばかり
   叶わないけど 愛おしい 僕を強くさせる

   知りたい 消えない思い出なら あの日のまま包み込んで
   君を強く 抱き締めたら 溶けてゆくほど優しく 』


N「ありがとう」


天を仰ぐ松本。


M「ありがとう」

会場 音楽のボリュームが下がる

S『へい! 』
 櫻井の声が大野を合図。

O『それでは 皆さん お手を拝借 』
 片腕を広げる大野。


S『はい 』
 返事をする櫻井。

 両手を広げ目を閉じる二宮。


O『よぉ~ 』
 周りを見回す大野。

M『 Come on! 』

チャチャ チャ チャチャ チャ
 手拍子の音が響きだす。


O『へい! 』
S『へい! 』

チャチャ チャ チャチャ チャ


チャチャ チャ チャチャ チャ

松本 相葉 ハイタッチので最後の手拍子をする。


A「ひゃひゃひゃ」
M「新たしぃ~」


O『ふぉぉぉぉぉおぉ  ふぁあぁい!』


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