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虹色の精霊に導かれて…

第33章 1日目 コンサート おわり

打上げは「Vintage Cave Honolulu」会員制レストラン

今回も盛大なパーティーが準備されている。

沢山のこの情報を聞きつけてメイン入り口の門が見える所に、一目見ようと人だかりができている。

アラモアナショッピングセンターの2階が入口には大きな花をあしらった看板に『Reserved』と書いてあった。



駐車場の中を右、左、そしてまた少し右に行った駐車場のど真ん中のとあるくらい場所に沢山の花を飾って、
『ココがパーティー会場ですよ』と 自ら言っているような空間になっていた。



車から降りると、沢山のフォーマルスーツのスタッフたちが、俺たちを囲む。

S「おつかれさまです」
 笑顔で声を掛ける。

スタッフ「はい お疲れ様です」
 スタッフ達に笑顔が広がる。


花のオブジェの中にヨーロッパ風の内開き門が畳まれている。

レンガサイズの石で組まれたアーチの中に木製の大きな扉が見える。


「イラッシャイマセ」
タイミングよく 木製の大きな扉を開くボーイ。

微笑みを浮かべてボーイの側を通る櫻井。
片手を上げてそれに続く 相葉 大野 松本 二宮。

入って直ぐのギャラリーに亀梨和也と大倉忠義が待っていた。

亀梨「お疲れ様です」
大倉「お疲れ様です」

 二人が同時に頭を下げる。


S「ああ ありがとう」
M「どうだった?」

亀梨「すごい。もう もう凄すぎです
   俺も KAT-TUNも海外公演したい!って思いました」

大倉「俺は もう 嵐になりたいっす!」

N「ははは それは 無理でしょ?」

亀梨「KAT-TUNの海外公演も無理ですか?」

N「それは お前らの働き具合じゃね?」

A「そうそう 一つ一つの仕事に真摯に向き合えば『お話』は自ずと来る」

大倉「おお!」

N「なに 後輩の前だからって カッコいい事言ってるのよ」


S「待っててもダメだぞ!」

M「うん。
 『何をどんな風にしたいか』とかは、常に考えて『それ』になる様に行動してないとなぁ」

亀梨「何を…どんな風に…」


スタッフ「ああ まがここにいた!社長がおまちです」
 スタッフが走ってきた。

O「え!」

S「ヤバいね いそご!」

慌てて七人で走って行く。

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