
虹色の精霊に導かれて…
第37章 いつ?
二宮視点
小さいカップに入ったプリンを少しだけ掬って口に運ぶ。
優しい甘さが口のなかに溶けていく。
(これ おいしい…
確かに、昼から食事らしい物を口にしてなかったなぁ…)
S「夜の間に医者に来てもらって診察してもらったよ
熱中症が引き金で肉離れを起こして 疲労が溜まったんじゃないかってよ」
翔さんが俺の容体について簡単に説明してくれた。
「ご心配かけました…」
プリンを少しずつ口にしながらいう。
S「ああ それはお互い様 結構 俺たちもバテバテだったし…
それより 他に俺にいう事ないか?」
口調は優しいけど、強い目で俺を見る翔さん。
(ほか?なにかあったかな?)
S「いや、なんでもない」
ふっと笑って翔さんが立ち上がった。
(翔さん?)
S「今日のリハは和也抜きで回しておく。 ゆっくり休んで 本番までに整えとけよ!」
肩をポンポン叩いて翔さんは出て行った。
「は はい」
返事はしたけど 翔さんに届いているだろうか?
≪理解者!!≫
{ココに}
≪俺の意識がない間 問題が起こってないか≫
{問題とは 嵐 か 器 か}
≪両方だ≫
{嵐に関しては、滞りなく事は進んでいる
器においては ショウに 体の符を見られた}
(符を!!)
≪どの符だ≫
{ほぼ すべてだ}
(すべてぇ?? はぁぁー だから あんな 事いったんだなぁ)
頭を抱えてる。
(見られた… どうやって 説明しよぉ…
石頭の翔さんを納得させる…いい言葉…ちゃんと選ばないと…
面倒くせぇ はー 面倒だぁぁぁ…)
{包み隠さず 現状を伝えればいい カズナリの言葉を理解できない ショウではない}
≪現状ぉ?俺にだって 翔さんほどじゃないけど プライドがある 言えるか!!≫
{他の めんばぁ より 理解は早いと思うぞ?}
{知られて、説明をしない方が ショウの感情を逆撫でるぞ}
立ち替わり入れ替わり 理解者の個体が俺に声を掛けてくる。
≪だから 言葉を選ぶんだろ? 翔さんじゃなきゃ こんな事考えないよ≫
{今世は難儀だ}
(まったくだ 難儀だ 難儀過ぎる)
小さいカップに入ったプリンを少しだけ掬って口に運ぶ。
優しい甘さが口のなかに溶けていく。
(これ おいしい…
確かに、昼から食事らしい物を口にしてなかったなぁ…)
S「夜の間に医者に来てもらって診察してもらったよ
熱中症が引き金で肉離れを起こして 疲労が溜まったんじゃないかってよ」
翔さんが俺の容体について簡単に説明してくれた。
「ご心配かけました…」
プリンを少しずつ口にしながらいう。
S「ああ それはお互い様 結構 俺たちもバテバテだったし…
それより 他に俺にいう事ないか?」
口調は優しいけど、強い目で俺を見る翔さん。
(ほか?なにかあったかな?)
S「いや、なんでもない」
ふっと笑って翔さんが立ち上がった。
(翔さん?)
S「今日のリハは和也抜きで回しておく。 ゆっくり休んで 本番までに整えとけよ!」
肩をポンポン叩いて翔さんは出て行った。
「は はい」
返事はしたけど 翔さんに届いているだろうか?
≪理解者!!≫
{ココに}
≪俺の意識がない間 問題が起こってないか≫
{問題とは 嵐 か 器 か}
≪両方だ≫
{嵐に関しては、滞りなく事は進んでいる
器においては ショウに 体の符を見られた}
(符を!!)
≪どの符だ≫
{ほぼ すべてだ}
(すべてぇ?? はぁぁー だから あんな 事いったんだなぁ)
頭を抱えてる。
(見られた… どうやって 説明しよぉ…
石頭の翔さんを納得させる…いい言葉…ちゃんと選ばないと…
面倒くせぇ はー 面倒だぁぁぁ…)
{包み隠さず 現状を伝えればいい カズナリの言葉を理解できない ショウではない}
≪現状ぉ?俺にだって 翔さんほどじゃないけど プライドがある 言えるか!!≫
{他の めんばぁ より 理解は早いと思うぞ?}
{知られて、説明をしない方が ショウの感情を逆撫でるぞ}
立ち替わり入れ替わり 理解者の個体が俺に声を掛けてくる。
≪だから 言葉を選ぶんだろ? 翔さんじゃなきゃ こんな事考えないよ≫
{今世は難儀だ}
(まったくだ 難儀だ 難儀過ぎる)
