
虹色の精霊に導かれて…
第38章 メンバー
大野視点
司会「では、嵐のメンバーより代表挨拶をしていただきましょうか?」
司会者がアタフタしながら俺たちを見た。
マイクを持っている翔くんが司会者がいる場所に近づきながら 小さく、手で『集まれ』のアクションをする。
翔くんの方に足を向ける。
すぐに動き始めるニノのテンポが遅い。
打ち上げ会場についても 和也の体調は良くならなかった。
俺たちは 何も 気づいていないように いつも通りに振る舞っていた。
露骨な行動を取ると、逆にニノは怒る。
相葉ちゃんがニノの体をそっと触って一緒に動き出す。
(相葉ちゃんは 駄々漏れだけど…)
その後ろを松潤が追っかけていく。
相葉ちゃんを追い抜く時、何か呟いて肩を触っていた。
M「ニノお願い 俺が場を持たすから…」
俺の顔を見て、要件を言いながら追い抜く。
(松潤に何か考えがあるんだな)
「ぉぅ」
S「頼むわ」
翔くんがマイクの柄を松潤に向けている。
(じゃ、おれは…)
《ニノの周りにマモリノジンを張ってくれ》
誰にも聞こえないような声で、小鬼にお願いを言う。
あちこちからちょこっと頭を出してフワッと立ち上がった髪を揺らして、維持表示をしてくれる。
翔くんの隣に立つ松潤、その横に相葉ちゃん ニノ 俺の順番でゲストの人達の前に立った。
M「えー 松本です
本日は〝嵐〟の15年アニバーサリーイベントにお越しいただきありがとうございます」
頭を下げる松潤。
一緒に頭を下げる。
M「えー 最初は『嵐』という名前が『嫌だった』けど 今は最高に『大好き』です」
思いっきり笑顔を作ってゲスト達を見回す松潤。
M「ジャニーさん 『嵐』と名付けてくれて ありがとうございます。
そして、お集まりの皆さん。
生意気な『ガキども』を厳しく カツ 温かく 育てて くださって、ありがとうございます
われわれ 五人は この『15年』を一つの通過点と考えております
これからも 色々な事に挑戦していきます。
どうか我々『嵐』をこれからもよろしくお願いします」
ゲストが拍手をしてくれる。
司会「では、嵐のメンバーより代表挨拶をしていただきましょうか?」
司会者がアタフタしながら俺たちを見た。
マイクを持っている翔くんが司会者がいる場所に近づきながら 小さく、手で『集まれ』のアクションをする。
翔くんの方に足を向ける。
すぐに動き始めるニノのテンポが遅い。
打ち上げ会場についても 和也の体調は良くならなかった。
俺たちは 何も 気づいていないように いつも通りに振る舞っていた。
露骨な行動を取ると、逆にニノは怒る。
相葉ちゃんがニノの体をそっと触って一緒に動き出す。
(相葉ちゃんは 駄々漏れだけど…)
その後ろを松潤が追っかけていく。
相葉ちゃんを追い抜く時、何か呟いて肩を触っていた。
M「ニノお願い 俺が場を持たすから…」
俺の顔を見て、要件を言いながら追い抜く。
(松潤に何か考えがあるんだな)
「ぉぅ」
S「頼むわ」
翔くんがマイクの柄を松潤に向けている。
(じゃ、おれは…)
《ニノの周りにマモリノジンを張ってくれ》
誰にも聞こえないような声で、小鬼にお願いを言う。
あちこちからちょこっと頭を出してフワッと立ち上がった髪を揺らして、維持表示をしてくれる。
翔くんの隣に立つ松潤、その横に相葉ちゃん ニノ 俺の順番でゲストの人達の前に立った。
M「えー 松本です
本日は〝嵐〟の15年アニバーサリーイベントにお越しいただきありがとうございます」
頭を下げる松潤。
一緒に頭を下げる。
M「えー 最初は『嵐』という名前が『嫌だった』けど 今は最高に『大好き』です」
思いっきり笑顔を作ってゲスト達を見回す松潤。
M「ジャニーさん 『嵐』と名付けてくれて ありがとうございます。
そして、お集まりの皆さん。
生意気な『ガキども』を厳しく カツ 温かく 育てて くださって、ありがとうございます
われわれ 五人は この『15年』を一つの通過点と考えております
これからも 色々な事に挑戦していきます。
どうか我々『嵐』をこれからもよろしくお願いします」
ゲストが拍手をしてくれる。
