
虹色の精霊に導かれて…
第39章 まもらなきゃ
相葉視点
(あれ?)
いつまでたっても、ニノからもカズからも反応がない。
(露骨に顔を覗くと嫌がるから そーっと…)
布の無くなったニノの顔
人形のように白く透き通っている。
(え?カズぅ?)
そっと頬を触ろうと手を動かした。
男性「15年おめでとうございます」
シャンパングラスをもった男性が近づいてきた。
「あ!
(ここ まだ 会場だ。 俺 しっかりしろ!!)
ありがとうございます!!」
ニノが見えないようにその男性の方に体ごと動く。
男性「最後の挨拶 狙ったの?」
「いえいえ 本当に飛んじゃって でも 言葉は本当の事ですよぉ 名前噛んじゃったけどぉ『相葉雅紀』今は言えます」
笑顔を男性に向ける。
(この人誰だったかなぁ…)
男性「ははは 持ち味持ち味」
豪快に笑う男性。
(この笑い方 知ってるけど…)
男性「ニノ!お疲れ様」
N「はい お疲れ様です」
小さくお辞儀をするニノ。
(あ…声も小さい?)
男性「飲んでる?」
N「……」
男性「ん?」
本郷「これはこれは 脚本家の矢島さん 本日はありがとうございます」
矢島「いえいえ ご招待ありがとうございます」
本郷「相葉も二宮もLIVE終わりで 食事をさせています 話は後ほどという事で さぁ あちらで」
違うテーブルに誘導する日翅ちゃん。
矢島「ああ これは失礼 では」
俺に 頭を下げて 違うテーブルにいる人たちに手を上げて近づいて行く。
(脚本家の矢島さん…)
N「ジュニアのころのドラマの脚本家の人だよ」
淡々と俺が疑問に思ったことの答えをくれるニノ
その顔は端から見たら、『ニノの記憶力すごい!』ってぐらいだろうけど、違うんだ
俺たちのニノが、俺に、こんな顔して人の情報をくれるはずがない。
(ショー!翔ちゃぁんん!)
周りを見回す。
ニノの異常事態をまずは、翔ちゃんに知らせる。
(あれ?)
いつまでたっても、ニノからもカズからも反応がない。
(露骨に顔を覗くと嫌がるから そーっと…)
布の無くなったニノの顔
人形のように白く透き通っている。
(え?カズぅ?)
そっと頬を触ろうと手を動かした。
男性「15年おめでとうございます」
シャンパングラスをもった男性が近づいてきた。
「あ!
(ここ まだ 会場だ。 俺 しっかりしろ!!)
ありがとうございます!!」
ニノが見えないようにその男性の方に体ごと動く。
男性「最後の挨拶 狙ったの?」
「いえいえ 本当に飛んじゃって でも 言葉は本当の事ですよぉ 名前噛んじゃったけどぉ『相葉雅紀』今は言えます」
笑顔を男性に向ける。
(この人誰だったかなぁ…)
男性「ははは 持ち味持ち味」
豪快に笑う男性。
(この笑い方 知ってるけど…)
男性「ニノ!お疲れ様」
N「はい お疲れ様です」
小さくお辞儀をするニノ。
(あ…声も小さい?)
男性「飲んでる?」
N「……」
男性「ん?」
本郷「これはこれは 脚本家の矢島さん 本日はありがとうございます」
矢島「いえいえ ご招待ありがとうございます」
本郷「相葉も二宮もLIVE終わりで 食事をさせています 話は後ほどという事で さぁ あちらで」
違うテーブルに誘導する日翅ちゃん。
矢島「ああ これは失礼 では」
俺に 頭を下げて 違うテーブルにいる人たちに手を上げて近づいて行く。
(脚本家の矢島さん…)
N「ジュニアのころのドラマの脚本家の人だよ」
淡々と俺が疑問に思ったことの答えをくれるニノ
その顔は端から見たら、『ニノの記憶力すごい!』ってぐらいだろうけど、違うんだ
俺たちのニノが、俺に、こんな顔して人の情報をくれるはずがない。
(ショー!翔ちゃぁんん!)
周りを見回す。
ニノの異常事態をまずは、翔ちゃんに知らせる。
