
虹色の精霊に導かれて…
第40章 俺の役目
大野視点
メンバーの側に戻ると ニノの横に浜ちゃんが立っていた。
浜地「二宮さん 大野さんが来ましたので、部屋を出ます」
優しい口調で和也に移動を伝える。
N「はい」
A「足元 気を付けて…」
相葉ちゃんも優しい口調で和也に声を掛ける。
N「はい…」
浜ちゃんに対しても、相葉ちゃんに対しても ニノは『はい』しか言わない。
(ニノ 意識がどっか行ってる…)
俺たちの周りを遠巻きに囲む眷属たち
《問題ない 下がっていろ》
S「どこから?」
翔くんが普通の声で浜ちゃんに声を掛けた。
浜地「店からは出ます」
浜ちゃんがマネージャートーンで返事をして 歩き出した。
S「車?」
翔くんが周りを見ながら 浜ちゃんと歩幅を合わせる。
浜地「はい 潜り戸にしてあります」
少し トーンを落として返事をする浜ちゃん。
S「直(ちょく)で 部屋?」
普通の声の翔くん
返事に困っている浜ちゃん。
(翔くんに あんなに ガン見されながら、質問されたら返事しない訳にいかないよね)
浜地「フロアです」
最小限の単語で答えた浜ちゃん。
店の大きな扉が見えてきた。
店のスタッフがこちらに気づいて、タイミングを計っている。
S「じゃ…」
話をドンドン進めようとする翔くん。
「翔くん」(この話を普通な声で話しちゃだめだよ…)
振り向いた翔くんは あっという顔をして、ふうと息を吐いた。
(うん 気づいたみたいだね…)
M「相葉くん そんなに くっ付いたらニノが歩きにくいよ」
松潤が相葉ちゃんに注意をしている。
A「…ぅん」
心ここにあらずな顔の相葉ちゃんは ずっとニノの側から離れない。
いつもみんなの明るく照らしてくれる太陽な相葉ちゃん。
(そんな相葉ちゃんが、感情を下降させえるのは、大体ニノのこと…
おいらでも 根本な事は知らない
たぶん 初めて 出会う前の 何か なんだ)
「相葉ちゃん…」
そっと相葉ちゃんの側にいく。
A「おおちゃん…」
震える声の相葉ちゃん。
「大丈夫だよ」
A「うん」
浜ちゃんに支えられながら部屋を店を出ようとするニノを見つめる相葉ちゃん。
メンバーの側に戻ると ニノの横に浜ちゃんが立っていた。
浜地「二宮さん 大野さんが来ましたので、部屋を出ます」
優しい口調で和也に移動を伝える。
N「はい」
A「足元 気を付けて…」
相葉ちゃんも優しい口調で和也に声を掛ける。
N「はい…」
浜ちゃんに対しても、相葉ちゃんに対しても ニノは『はい』しか言わない。
(ニノ 意識がどっか行ってる…)
俺たちの周りを遠巻きに囲む眷属たち
《問題ない 下がっていろ》
S「どこから?」
翔くんが普通の声で浜ちゃんに声を掛けた。
浜地「店からは出ます」
浜ちゃんがマネージャートーンで返事をして 歩き出した。
S「車?」
翔くんが周りを見ながら 浜ちゃんと歩幅を合わせる。
浜地「はい 潜り戸にしてあります」
少し トーンを落として返事をする浜ちゃん。
S「直(ちょく)で 部屋?」
普通の声の翔くん
返事に困っている浜ちゃん。
(翔くんに あんなに ガン見されながら、質問されたら返事しない訳にいかないよね)
浜地「フロアです」
最小限の単語で答えた浜ちゃん。
店の大きな扉が見えてきた。
店のスタッフがこちらに気づいて、タイミングを計っている。
S「じゃ…」
話をドンドン進めようとする翔くん。
「翔くん」(この話を普通な声で話しちゃだめだよ…)
振り向いた翔くんは あっという顔をして、ふうと息を吐いた。
(うん 気づいたみたいだね…)
M「相葉くん そんなに くっ付いたらニノが歩きにくいよ」
松潤が相葉ちゃんに注意をしている。
A「…ぅん」
心ここにあらずな顔の相葉ちゃんは ずっとニノの側から離れない。
いつもみんなの明るく照らしてくれる太陽な相葉ちゃん。
(そんな相葉ちゃんが、感情を下降させえるのは、大体ニノのこと…
おいらでも 根本な事は知らない
たぶん 初めて 出会う前の 何か なんだ)
「相葉ちゃん…」
そっと相葉ちゃんの側にいく。
A「おおちゃん…」
震える声の相葉ちゃん。
「大丈夫だよ」
A「うん」
浜ちゃんに支えられながら部屋を店を出ようとするニノを見つめる相葉ちゃん。
