
虹色の精霊に導かれて…
第42章 うちうちの 内側
二宮視点
…かぁ…ゅぅ…ぁじゅぅ…
うーん 誰かぁ 呼んでいる?
目を開けると、自分が浮いている事に気づく
あー いつの間にか 寝ちゃったんだ…
でぇ ここ どこだ…
…かぁ…ゅぅ…ぁじゅぅ…
もう 眠たい のに…
パシン!
「痛い!!」
頭にものすごい衝撃で意識がはっきりした。
『おなごが呼ぶんを 無視しはるとは いちびりや』
「この声は… 楓の君様?」
『ほほほ わたくしを、そん名を呼ぶんは ようあんさん くらいぞ 小猿』
「私を小猿と呼ぶのも、あなた様だけです」
『ほほほ』
「何か用意ですか…」
『腰ん具合はどうえ?まや痛みまっしゃろか?』
「見舞いのつもりですか?」
『そないに警戒しなくても、ええよ 無理はあかん』
「無理はしてません…」
『やさかい、言うとった
あないな下々んモンを囲うさかい、身を削るんや』
「下々の者って、あいつは俺の大事な仲間だ。そんな言い方しないでほしい!」
『威勢がよろしいなぁ
せっかく、薬を持ってやったというに…』
「く、薬!くれるのか?」
『あすん舞台も穴をあけたら、やくたい…かかるんやろ?』
「わかって言っているだろ! あなたという方は、いつもいつも…」
『あんさん態度しやいよ』
「な、なにが欲しいんですか…」
『そうね…
がじゅのきれきれの演舞が見たいのうそれも、大広間で♡』
「キレキレって…この俺に踊れと……わかりました…舞台を用意します」
『成立や♪さぁ、これを飲んでぇ、眠るとええ。
あすん朝には、体ん痛みものうなる。
あんはん言う、えいちぴとやらが回復しはるよわ
さ、これを飲んで、寝るとええ
ほな!』
僕は、またこの 自分の一族以外はすべて下位に思うお姉様に助けてもらった
悔しい…でも、背に腹はかえられない。
何だって、利用してやるさ 『嵐』を続けるために…
…かぁ…ゅぅ…ぁじゅぅ…
うーん 誰かぁ 呼んでいる?
目を開けると、自分が浮いている事に気づく
あー いつの間にか 寝ちゃったんだ…
でぇ ここ どこだ…
…かぁ…ゅぅ…ぁじゅぅ…
もう 眠たい のに…
パシン!
「痛い!!」
頭にものすごい衝撃で意識がはっきりした。
『おなごが呼ぶんを 無視しはるとは いちびりや』
「この声は… 楓の君様?」
『ほほほ わたくしを、そん名を呼ぶんは ようあんさん くらいぞ 小猿』
「私を小猿と呼ぶのも、あなた様だけです」
『ほほほ』
「何か用意ですか…」
『腰ん具合はどうえ?まや痛みまっしゃろか?』
「見舞いのつもりですか?」
『そないに警戒しなくても、ええよ 無理はあかん』
「無理はしてません…」
『やさかい、言うとった
あないな下々んモンを囲うさかい、身を削るんや』
「下々の者って、あいつは俺の大事な仲間だ。そんな言い方しないでほしい!」
『威勢がよろしいなぁ
せっかく、薬を持ってやったというに…』
「く、薬!くれるのか?」
『あすん舞台も穴をあけたら、やくたい…かかるんやろ?』
「わかって言っているだろ! あなたという方は、いつもいつも…」
『あんさん態度しやいよ』
「な、なにが欲しいんですか…」
『そうね…
がじゅのきれきれの演舞が見たいのうそれも、大広間で♡』
「キレキレって…この俺に踊れと……わかりました…舞台を用意します」
『成立や♪さぁ、これを飲んでぇ、眠るとええ。
あすん朝には、体ん痛みものうなる。
あんはん言う、えいちぴとやらが回復しはるよわ
さ、これを飲んで、寝るとええ
ほな!』
僕は、またこの 自分の一族以外はすべて下位に思うお姉様に助けてもらった
悔しい…でも、背に腹はかえられない。
何だって、利用してやるさ 『嵐』を続けるために…
