無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

川口「エライ人いないから　スゴくやりやすい」
　本音がこぼれる川口くん。

「フフフッ
（わかる　わかる　圧が尋常じゃねーもんねぇ）

　これ　マジでカタチ変えた2人旅だからね」

川口「はははは　確かに！」


ピリリリぃ　ピリリぃ
　スマホから音がする。

（ぅ？　時間？２分前のアラーム？）

スマホの画面をみて、腕時計をみる。

「マジか」
スマホのアラームを解除する。

川口「もうですか？」


「わーもっと食べたいのに！！しかたない　いくぞ！」
立ち上がる。

川口「I want a case of the takeout.」(テイクアウトのケースが欲しいです)
　一緒に立ち上がった川口くんが店の人に言う。

（お！いいね）

店「ＯＫ」
　店員がテイクアウトの入れ物を二つ持ってくる。

川口「Thank you」
　ケースを受け取る川口くん。

「あ！輪ゴムあるよ」
鞄から輪ゴムを出して渡す。

川口「あ　すみません」

ケースと輪ゴムを交換する。

ケースの中に素早くフォークで残りを詰め込む。

　残ったビールを一気に飲み干す川口くん。

（行けるね？）
川口くんを見る。

　頷く川口くん。

サングラスをかけて「OK！」と声をかけて立ち上がる。


「Thank you for the delicious meal.」(おいしい食事をありがとう)


店「Thank you, please come again.」（また来てください）

握手を交わして外に向かう。




店先にさっきの車と運転手の女性が待っていた。


「お待たせしました　っと」
駆け足で女性に近づく。


後部座席のドアを開けてくれた。


川口「Thank you」
　先に乗り込む。

「Thank you」
俺も乗り込む。

バタンと扉を閉める女性の運転手。



川口「美味しかったですね」

「ねー　結構な量だった　さすがアメリカサイズ！！」



運転手が乗り込んできた。

運転手「Where are you going to go next?」(次はどこに行きますか？)


「プリーズ ゴー トゥー ワイルア リバー マリーナ」
スマホを見ながら言う。

運転手「OK！Sure！」(いいですよ)