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君と別れるための5つの条件

第3章 一緒に寝る

桃李の気持ちよさそうな声を聞いて翔太の手は裏スジを撫で上げ、先端へと移動する



「ぁ!……そこ、ん……いやぁ」



「なんで?好きでしょ?ここ」



「ぁっ、あ……ん……や、ぁ」



桃李のものからはたらたらと透明の液がとめどなく溢れている
もう限界が近いのかそれはピクピクと震えている



「ん、ゃ……も、イく………っん、あぁ……‼︎」




桃李は自身を震わせながら翔太の手に白い液を吐き出した



翔太は手を口元に運ぶと、桃李のものを美味しそうに舐めとった……








チンッ!






突然、トースターの出来上がりを知らせる音が、桃李の荒い息遣いだけが聞こえていた静かなキッチンに響き渡った
その音で冷静になった桃李は穴を掘ってでも入りたいくらい恥ずかしくなる



「ははは。朝ごはん用意しとくからシャワー浴びておいで」



なぜか笑いながら翔太は手を洗い、床に散らばる翔太が受け取りけれなかったものを片付ける



顔を真っ赤にして頷いた桃李だか、翔太の悪戯を思い付いた子供のような笑みとその笑顔とはかけ離れた大人の色気、そして耳元で囁かれたいつもより少し低い声と言葉によってHPをゼロにされてしまった

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