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腐男子恋愛物語

第3章 ~明人のピンチ~

「うーん……あれ…護君、帰ってたんだ…。」

目を擦りながら、ゆっくり起き上がる明人先輩。

「すみません、起こしてしまって…。」

「ははは、別に謝んなくて良いよ♪」

「ッ!!」

ニコッと笑顔で笑う明人先輩の、あまりの可愛さに抱きつく。

「わっ、ちょっと護君!?」

勢いよく抱きついたので、明人先輩をベッドに押し倒す形になってしまった。

「すみません、つい…。」

俺は、明人先輩から離れる。

すると、俺は明人先輩に何の夢を見てたか聞くことにした。

「そういえば、先輩さっき何の夢の中で俺の名前呼んでましたけど、何の夢見てたんすか?」

「えっ、いや……その…///」

頬を赤く染めながら、言いよどむ先輩を見てさらに気になってしまう。

「夢の内容、教えて下さいよー
気になるじゃないすかー」

「わかったよ~
言えば良いんでしょ~」

観念した先輩は、やっと言う気になったみたいだ。

「実は、夢の中で護君が…。」

「はい」
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