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Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【のさまじょさま・末ズ】華道④



今日は展示会の会場に来ている。

日本の中心的な華道の流派が集まって、明日から大々的に開催される。


先生の花…

大輪の菊を中心に据えて、シンプルなんだけど、とても風景が豊か。


秋の収穫の時期をイメージして、全体的に黄金色に輝いてる。


「やっぱり…先生のが一番だ…」


見とれていたら、一人になってた。

慌てて会場を、控室に向かって走る。


草履が脱げてしまって、取りに戻ったらコトリと物音が聞こえた。

しゃがんだまま顔をあげたら、パーテーションの後ろに絡みあう足が見えた。


こんなとこでシてるのか…

好奇心に勝てず、そっとパーテーションへ近寄る。


「あ…ん…」

甘い吐息に聞き覚えがあった。


「ああ…いい…」

思わずパーテーションを掴んで乱暴に引いた。


着物を乱れさせた先生と、知らない男が絡み合ってた。

「なんだ…邪魔するな…」

男は冷たく言い放った。


「潤…」

「二宮先生…」


「なんだ、お前の生徒か…」

男は着物の乱れを直すと、その場を立ち去った。

「あ…翔…」

「またな」


先生は紅潮させた顔を俺に向けた。

「潤…来て…?」


その誘惑に、俺は抗えなかった。



のさ☆魔女さん
2015-10-22 22:08:09


〉あれ?三角関係?

しかも師匠受け?w
あれれれれ?
末ズ、おかしな方向に走り始めたw
なんでや~!w

ということで、書き逃げッツ!

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