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Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【のさまじょさま・山、大宮】平安



「あかねさす…紫野行き…標野行き…野守は見ずや…君が袖振る」


遠い昔に、この歌を詠んだ女性に思いを馳せる。


「額田の歌が好きなの…」


しどけない姿で俺の傍らで横たわる、二の宮が訊く。

「どうして、額田が好きなの…?」


宮の手が、俺の髪を梳いていく。

肩までかかる長い髪を梳き終わると、そのまま俺を押し倒した。


「櫻の宮のこと考えただろ…」


櫻の宮は、二の宮とは腹違いの皇子で…

二の宮と違って、身分の低い更衣の母親から生まれている。


張り合う必要なんかないのに…いつも張り合う。

だから、俺の部屋にも通うようになって…


俺と櫻の宮が、そういう関係だと知ると、すぐに俺に手を出してきた。

抵抗したけど、抗いきれなくて…


「大ノ大夫…まだ別れないの…?」


いつも櫻の宮との別れを迫ってくる、この強引な宮に…

俺は負けそうになる。


「やめてください…」


その手を…払うことができない俺はずるい…


胸元に手が差し入れられると、突起を嬲られた。

「私のほうが…お前のこと、愛しているだろう…?」

わかってる…俺が惹かれてるのは…


「ああ…宮…早く…抱いて…」


のさ☆魔女さん
2015-10-23 22:52:54


〉ミリィさんの影響を受けて、私も平安。

ふふふ…東宮大夫と親王のイケナイ関係…しかも二股…
二股要員にまたも櫻の宮が選ばれてしまいましたw
え?どっちが東宮かって?
まだ決まってないw

お目汚し、すんません!

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