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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【しーま さま・爺孫】オフィス、しやがれ



制作室の映像貯蔵庫で、頼まれたビデオテープをひたすら探していた。

すると、急に室内の電気がフッと消えた。


…停電かな…?

携帯のライトを棚に照らしながら、一本ずつラベルを確認する。


…テープ持ってって、松本さんにコーヒー、それから…、

暗闇の中での捗らない作業に、ますます焦る。


その時、ドアがガチャっと開き、低い声がした。

「…おい」


背筋に汗がツッと流れた。

「ぁ…松本さん」


「遅ぇんだよお前…テープ一本探すのに何時間かかってんだよ!」

「ぁ…すみません」


「もうお前のスミマセンは聞き飽きてんだよ!それしか言えねぇのかバカ!」


怒鳴られ、思わず目を瞑り肩を竦める。

もう何百回怒鳴られたかわからない。


「…お前さぁ、そのメガネやめろってこないだ言ったよな?」

そう言うと、俺の黒縁メガネを取り、睨むように顔を近づける。


「大野…お前の顔見てるとさぁ…イライラすんだよ」

「…すみません」

こんなに罵倒されて、理不尽なこと言われてんのに、
…この快感はなんだろう。

松本さん、お願い…

もっと俺を怒って?

…傷だらけにして?

あなたで、いっぱいにしてください…。



しー☆魔女さん
2015-10-27 00:39:34


〉しやがれの嫌われ嵐選手権より。

極悪P松本とドMなAD大野でしたw

職場…テレビ局で、
あ、閉じ込めてない!←
スミマセンww

この時の大野さんのやられっぷりに萌えましたわ…。
見事なハマり役!w

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