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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【きぃな さま・大宮】銀行オフィス



和「喫煙者の肩身も狭くなったよな…」

俺は給湯室の隅、換気扇の下で独り煙草を燻(くゆ)らせる

突然オフィスの方から悲鳴が上がる

男「このカバンに金を詰めろっ」

急いで煙草を揉み消して様子を伺う
そっと覗くと覆面の男が、窓口の女性銀行員に銃のようなものを突き付けている

ヤバい…銀行強盗だ

俺は給湯室の奥に下がろうとした

智「カズってばまた煙草?」

のんきにトイレから帰ってきた大野先輩
俺は先輩を給湯室に引きずり込む

和「先輩、銀行強盗っす」
智「はぁ?つくならもっとマシな嘘を…」
男「早くしろっ」

その声に先輩の動きが止まる

智「…マジか」

取り合えず給湯室の奥に戻った俺たち
先輩がどこかに電話し始める

その横顔が凛々しくて

こんな時だからこそなのか、死ぬかも知れないなら思い残すことなく死にたい

和「先輩っ」

電話の終わった先輩を壁に押し付けると、強引に唇を塞いだ

和「っ…はぁ……先輩、すみませんっ」

先輩を見上げると強ばった顔で、給湯室の入り口を見つめる

男「何やってんだお前ら…」

恐る恐る振り返ると、そこには覆面の男がこちらに銃口を向けていた…



きぃな・スケリントンさん
2015-10-27 00:58:25


〉変なのぶっ込んだ~!!
笑って笑って(笑)

何故か私の頭の中は
火サス←のテーマが流れてます(笑)

500字、厳しか~!

本当はちゃんとオチあったけど…
ここで止めてみるのもいいかな、と。

別オチで
実はこの覆面男が翔さんで
大野先輩の元カレで(笑)
駆けつけた警察が
『あぶない刑事』ばりのモデルズで♡

……と昼間仕事中の私の頭の中は
パラダイスでした(笑)

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