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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【のさまじょさま・末ズ】学校



「やだっ…やめてっ…」


ひと気のない廊下を引きずられて、無理やり連れて来られた理科準備室。

いつもの奴らに閉じ込められた。


笑いながら遠ざかる、複数の足音。

諦めてドアの前に座りこんだ。


ぽとりと膝に、涙が落ちた。

泣かない。
こんなことで泣いてなんかやらない。

ぐいっと袖で涙を拭くと、立ちあがった。


人体模型のジョーンズに話しかける。

「よう…元気か?」


「お前はどうなんだよ」

「だっ…誰っ!?」


ジョーンズの後ろからぬっと人影が出てきた。

「松本…」


「何やってんだよ…二宮」

そういうと俺の頭をくしゃっと撫でた。


「な、んでもない…」

喉が詰まったように声が出なかった。


「お前こそ…何やってんだよ…」

「先生に言われて資料取りに来てた」


あ…じゃあ、松本も閉じ込められた…


「ごめんっ…俺のせいでっ」

「だから泣くなって…」


松本は俺をぐいっと引き寄せた。


「俺が…守ってやる…」

「え…?」


広い胸板に、抱きしめられた。

「嫌なら…言えよ…」


松本の声が、小さくて…

胸が、潰れそうになった。


「イヤじゃ…ない…」

声が、震えた。



のさ☆魔女さん
2015-10-27 23:40:23


〉ふえええ…
末ズで学園モノだよお~…

恥ずかしいっ…恥ずかしいっ…
アロエちゃんの見て、書いてみたけど恥ずかしいっ…

オラ、だめだやっぱw

かきにげえええる!

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