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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【みきちん さま・大宮】文化祭マジック



俺は今、大きな箱の中にいる。

文化祭でマジック同好会のショーの真っ最中。


消失マジックで俺と大野さんが箱の中に入り、途中で空箱とチェンジする。

箱に入ったまま舞台裏へ。


「あっ、鍵忘れた」

「雅紀、何やってんだよ」

「おーい、早く次の準備するよ」

「櫻井先輩、鍵なくて…」

「そんなの後回し、早くしろ」

「えっ?早く、開けて」

「ってことで、しばらく待機。大野先輩、ファイト!」


まぁ、空気穴開いてるし、そこまで暗くないからいいけど男二人は気まずい。

それも少し気になってる大野先輩と一緒だなんて…

二人密着して入っているから緊張する。


「ニノ、大丈夫?」

耳元で囁くから

「あっ…大丈夫です」

変な声出ちゃったよ…


「可愛い」

「へっ?」

思わず大野先輩を見るとニッコリ笑って

「もっと可愛い声、聞きたい」

「えっ?」

「ニノ……好きだよ」

大野先輩の顔が近づいできて目を閉じた時


「雅紀、鍵持って……って櫻井先輩も何、覗いてるですか?」

「潤、静かに!今いいところなのに」

「覗いて…んっ…」

「ヒューヒュー」


雅紀、後で絶対シバく…



みき☆魔女さん
2015-10-28 00:38:38


〉青春担当のパイセン登場です(笑)

500文字に全員登場は難しい……
青春チックになりましたでしょうか?

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