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Blast of Brilliant STARS

第10章 ジャポニズム②

【しーま さま・バンビズ】197ページ続編



連日の激務で、ほとんど眠れていない。

白衣を脱いでメガネを取り、デスクに突っ伏した。

「…櫻井先生?」


背後から呼ばれるが、体を起こす気力がない。
また緊急搬送か…


「あの…研修医の、松本潤です」


研修医…

あぁ、今日から救命に来る研修医か…

…ん?松本、潤…?


ガバッと体を起こし振り向くと、ボヤけた視界に映るその姿。

メガネを手探ってかけると、ニヤッと笑う、あの顔が。

「ぇ、松本君っ…⁉︎」

「よっ先生、久しぶり」


「研修医って…君が?」

あの、ヤンチャだった松本君が…?


「うん、先生こそ救命になったんだ?」

ボサボサの頭と、クタクタのスクラブ姿の俺をジィっと見つめる。


「疲れてるね、やっぱ大変?救命って」

「ん、まぁな…」


思わず溜息をつく。

あ、いかん。
これから医者になろうってヤツの前で溜息なんて。

「…ふふ、あ…特別な処方箋、いる?」


悪戯っぽく笑って屈んだかと思うと、
ふいに俺のメガネを取り、チュっと口づけた。

「…お返し。ご指導よろしくお願いしますね?櫻井先生」


不敵な笑みを浮かべる彼を目の前に、
これからのことを思うと眩暈がしそうだった。



しーまさん
2015-11-06 23:27:56


〉Japonismの流れを切ってスミマセン(・・;)w

前書いた翔潤の続きですたーw
ヤンキー潤が研修医になりました。

…ちろチャン、潤くん立派になったよ!w



〉ツンデレで可愛かったヤンキー潤が、
憧れの翔先生を追って、医者になるなんて。

ロマンスだわ‥ロマンチックだわ‥!

余裕たっぷりな大人の男になった潤に、
今度は翔先生が翻弄されちゃうのね。

かっこ良くて、私も眩暈が…♡

特別な処方箋、ご指導も気になるわ///

ステキな続編ありがとうございますわ♡

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