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Blast of Brilliant STARS

第11章 ジャポニズム③

【翔たんさま・山】



「皆 逃がしたか…」

「はっ!仰せの通り 滞りなく」


「ならば 翔 お前も逃げろ
この城はもう崩れる
責任をとるのは俺だけで十分だ」

「何を申される 私も殿と共に…」


「火は下まで迫っておる 早くせねば…
ならば翔 介錯を…」

白装束を纏った殿が正座する


「殿… 最後に私の想いを受け止めてください」

殿の唇に自分の唇を合わせた

そして俺は短刀を殿の腹に突き刺した


「智… やっと想いが叶った

来世は戦いのない 身分も関係ない

そんな世界で一緒になろう」


冷たく横たわる智を抱き締め
俺は短刀を首にあてた



翔たんさん
2015-11-21 17:46:17


〉500字で収まらなくて格闘してたらこんなに なっちゃった(^_^;) すんませんm(_ _)m



〉切ないお山のジャポニズム!

落城が迫る業火の中、二人の愛と覚悟が切なかったです(;_;)
来世で、って言葉が重くて深いですよね。

う〜ん、ステキニズム!←(何w)

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