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Blast of Brilliant STARS

第15章 ジャポニズム⑦

【しーまさま・にのあい】



赤色灯を旋回させながら、通行人を誘導する。

こんな雪の日にバイトだなんて、ついてない。


ふぅと吐いた息は、暗闇に白く煙って消えていく。
鼻をスンと啜って、ネックウォーマーに深く口元を埋めた。


ふいに、ヘルメットにこつんと軽い衝撃が。

顔を上げると、缶コーヒーが目の前にあって。

後ろを振り向くと、少し高い位置にある笑顔を捉えた。


「お疲れ、にの」

「え、相葉くん…」


ニット帽と暖かそうなマフラーで、完全防寒したその同級生。


「ふふ、鼻赤いよ」

「…だってさみぃもん」


「耳も赤い」

「もう触んなっ」


「ね、まだ終わんないの?」

ふふっと笑って、隣に並んで問いかけられる。


「あと…30分かな」

「…そっか」

ちらっと見上げると、真っ直ぐ前を見たままの横顔。
ふらふらと誘導棒を振っていると、小さい声が降ってきた。


「…待ってていい?」

「…え?」

ヘルメットをずらして目を上げると、こちらを一瞬見て。


「話したいこと、あるから…」

逸らした目は、泳いでいた。


「…顔、赤いよ?」

「ぁ…う、うるせっ!」


…それ、わかってるから。

俺もね、話したいことあるんだ…相葉くん。



しーまさん
2016-01-19 01:18:00


〉こんばんわー☆
深夜に失礼します(・・;)w


いつも通勤で通る踏切が工事中でして…
そこにいるおじさんがいつも寒そうなので書いてみました(ぇw)


高校生なバイト誘導員にのと、クラスメイト相葉くんでした♪
雪感が薄いっ…!w
寒そうにしてみただけでした(ー ー;)


昨日今日は全国的に雪模様ですね!
皆さん通勤通学お気をつけて〜☆彡



〉高校生にのあい、冬らしい胸キュン青春ストーリーね♡
二宮さん、誘導員姿がとても似合うから、リアルに想像できるわ!


しーまさま著「例えばこんな日常」の
「第4章 雪の帰り道 by嵐板spin-off」に

こちらの続き、告白篇が掲載されているわ。

それもmimiさまとのリレーで、mimiさまが相葉side、しーまさまがニノsideを書かれているの。
そちらも是非ご覧下さいませ♡

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