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Blast of Brilliant STARS

第17章 ジャポニズム⑧

【のさまじょさま・山】



シュッとジャケットに腕を通す。

上質な拵えで、着ると身体に凄くフィットする。

背筋がシャンと伸びるようだ。

ネクタイを直して、ジャケットのボタンを留める。

鏡で全身を確認したら、スタジオへ。

今日も生放送の仕事だ。

スタジオに入り打ち合わせをしたら、すぐに本番。

なんとか今日も卒なくこなせた。


反省会が終わって楽屋に帰ると、人の気配。

マネージャーがくすくす笑って、俺に向かって親指を立てた。

「じゃ、今日は帰りますね」

そう言って楽屋にも入らず帰っていった。

ちょっとほっぺが赤い…

もう…来るなら来るって言えよな…


扉を開けたら、畳の上で寝転がる輩。

寝てるのか…そう思って靴を脱いで楽屋に上がる。

起こさないようそっと覗き込もうとした瞬間、ネクタイを掴まれた。

ぐいっと引っ張られて唇を塞がれる。

「んうっ!?」

「お疲れ、翔くん」

びっくり顔の俺を見て、くすくす笑いながら智くんは起きだした。


「今日のスーツ凄く似合ってて格好いいから、見に来ちゃった」

潤んだ目で俺を見上げる。

…負けた…

その日俺は衣装のスーツを買い取りしたのだった。


のさまじょさん
2016-03-09 04:45:48

〉あとがき書かないと三女が困るから、なんか書かなきゃとは思うのだが、なにも思い浮かばないw
誰か助けてw

あ、この前のZEROのスーツ翔ちゃんかっこ良くて死にそうだった。
あ、コートがね。凄い似合ってたのね。
だから書いてみますた。あは。



〉お気遣いが身に沁みますわ…涙

浮かばなくても、お気持ちだけで充分うれしいですわ!

さて、こちらはZERO放送後の、とっても可愛らしいお山!押しかけ智~♡

下からネクタイ引っ張ってチューなんて…
萌えすぎますわ♡

スーツ買い取りなんて、どれだけ乱れちゃったのかしら?もぅ///

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