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Blast of Brilliant STARS

第5章 ハロウィン②

【のさまじょさま・大宮】



シンとした空気のなか、俺達はただ呆けていた。

「すっごいね…」

「うん…」


綺麗な流水が砂に描かれている。

水を模したその庭園を、いくらでも眺めていることができた。

偶然入ったお寺だったけど、都合のいいことに誰もいない。

俺たちはひたすらその、美しい枯山水を眺めた。


「誰がこんなの考えたんだろ…」

「智みたいな奴がいたんじゃない?昔にも」


和也が少し笑いながら答える。

「褒めてんの?」


「別に」

笑った顔のまま、正面を見てる。


暫く横顔を眺めてたけど、こちらをみない。

あきらめてまた庭に目を戻す。


「今度、箱庭でも作ろうかな…」

「いいんじゃない?これ、作ってよ」


また横顔を見ると、今度は目を合わせてくれた。

黒目がきらきらと俺を映していた。


「みたいな…智の箱庭」

吸い込まれそうになる。


「じゃあ、東京帰ったら作ってやるよ…」

んふふと笑ったかと思うと、唇が重なった。


「じゃあ、これ箱庭代ね」

「え…」


「なに?足りないの?」

「や…足りなくねぇけど…」


和也は組んでいたあぐらを解いた。


「しょうがないな…」

今度は深いキスが降ってきた。



のさ☆魔女さん
2015-10-09 22:22:53


〉テーマを盛り込んだら、尻切れっ!
しつれーしまーしたっ!

Partyも楽しんでねっ
書き逃げっ

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