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Blast of Brilliant STARS

第6章 ハロウィン③

【のさまじょさま・にのあい】箏



ピィン…

弦を張ると、小気味いい音。


指につけた爪でちょんと弾くと、左手に伝わる振動。

「よし、今日もよろしく」


俺の愛器に話しかけると、今日は軽く”千鳥の曲”を弾いた。

やっぱり箏に合うのは、この曲。

単純だけど、一番きれい…


うっとりと曲に入っていたら、背後に人が立っていたのも気づかなくて。


「和也先生…入ってるね」

「あ、雅紀」


雅紀は両手を畳につけて挨拶した。


「よろしくお願いします」

「裾が割れてる。お行儀が悪い」


「あっ…ごめんなさい…」

「ま、いいや。始めるよ」


「先生…」

雅紀は俺の前に立つと、いきなり着物の裾を割り開いた。


「あっ…」

逃げようとする俺の手を握る。


「痛っ…」

俺の爪が雅紀の手に食い込んだ。


「急に掴むから…」

慌てて爪を外して、雅紀の手に吸い付いた。


血を舐めとっていると、いきなり息が荒くなった雅紀に押し倒された。

「あっ…」


「そんなエロいことするから…我慢できない」

「だっ…だめだって…」


雅紀は生徒なのに…

俺、流されてる…


俺の中心が熱を持ってるのを確認すると、にやりと笑った。


「やーらしいセンセ…」



のさ☆魔女さん
2015-10-15 20:37:10


師匠と弟子…

きぃなパイセンに、師匠はなにしても許されるのかって言われて、弟子攻めにしてみますた~♡

ふふふ…ふふふ…ふふふ…

壊れてきたw

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