煩悩ラプソディ
第17章 笑顔に紛れた大怪獣/OAN
「ん、いい」
短くそう答えてからにののベルトを外しにかかった。
小さく声を上げながら抵抗するにのは、相葉ちゃんに押さえつけられて全然身動きがとれてなくて。
ファスナーを開けると、派手な色のパンツの真ん中辺りが色濃く染みていた。
「あっちゃぁ〜…」
じっと見ながら思わず呟く。
なんだにの、十分楽しんでんじゃねえか。
「あー…にの。なに濡らしてんの?
え、まさかイってないよね?」
「そんなわけっ、あっ!」
ズボンとパンツをぐいっと下げると、緩く勃ち上がったにのの先端がてらてらと光ってて。
人差し指でちょんと突くと、透明な液がぬるっと纏わりついて糸を引いた。
「ぁんっ、や…やだっ!」
「だからぁ…やだじゃないの。
おしおきだってば、これ」
相葉ちゃんがにのの耳に唇をつけて諭すような口調でそう言う。
その声にもいちいち体を揺らしてるにの。
ほんと、感じやすいみてえだな。
にのと相葉ちゃんがよく見えるように床に降りてみた。
…よし、この位置だな。
ぬるぬるした先端を撫でながらにのを見上げる。
すると小さな喘ぎを上げつつ、相葉ちゃんに頭を預けて潤んだ視線をこちらに向けていて。
「いくぞ?」
そうしてためらいなくにのを口に含むと。
「やぁっ!ぁっ、んぅ…」
途端にまたぬるっとしたものを口の中に感じて。
ふふ…先走ってんなぁ、コイツ。
「いやらしいね、にの。
咥えられただけで感じちゃったの?」
耳元で囁きながら、相葉ちゃんが放置されてた胸の粒をぐにっと押した。
「ぁんっ、はぁっ…」
きゅっと閉じられた目は、さっきの涙の時とは違う快感を耐えるような色気があって。
もっとその顔が見たくて、唾液を纏わせながらにのを追い立てる。