煩悩ラプソディ
第24章 半径3mの幸福論/SA
『ぼくのかぞく』
一ねん一くみ一ばん あいばかずなり
ぼくのかぞくは、おとーとパパとさくらいじゅんくんです。
せんせいにおとーのことをおとうさんとかくようにいわれたけど、へんなのでやめます。
ぼくのおとーは、ぼくにいつもやさしくしてくれます。
ときどきおこるとこわいけど、ぼくがいけないことをするからです。
ぼくのおとーは、りょうりがじょうずです。
ぼくがびょういんにいるときに、ときどきごはんをもってきてくれたのがうれしかったです。
ぼくはハンバーグがすきで、いつもぼくがたべたいときにつくってくれます。
ときどきスーパーではんがくのをかうけど、それよりおとーのハンバーグがおいしいです。
あと、ぼくにはパパもいます。
パパは、じゅんくんのおとうさんです。
ぼくは、じゅんくんといっしょのいえにすみたいとおもってたので、いっしょにすむようになってうれしいです。
パパは、ぼくにいつもやさしくしてくれます。
おふろにはいるときも、あたまをあらうのがやさしいです。
でも、ときどきおふろでおならをするのはちょっといやです。
パパはこのまえおんせんにいったときに、ぼくとじゅんくんにおんせんにはいっていいよといってくれました。
とってもたのしかったです。
もうひとりは、じゅんくんです。
じゅんくんは、ぼくとおなじびょうきで、ずっといっしょにびょういんにいました。
ぼくがくるしいときに、じゅんくんががんばれといってくれてがんばれました。
じゅんくんはぼくのだいじなともだちです。
でも、かぞくです。
ぼくはじゅんくんとずっといっしょにいたいです。
ぼくはおかあさんがいないけど、おとーとパパがいるからだいじょうぶです。
ときどきさびしくなるけど、おとーとパパがいてくれるからへいきです。
それと、おとーはすぐなくので、ぼくがびょうきをなおしておとーをたすけたいです。
ぼくは、かぞくがだいすきです。