煩悩ラプソディ
第24章 半径3mの幸福論/SA
『ぼくのかぞく』
一ねん一くみ八ばん さくらいじゅん
ぼくのかぞくをしょうかいします。
ぼくは四にんかぞくです。
ぼく、パパ、おとうさん、あいばかずなりくんです。
なんでかずくんがかぞくかというと、ぼくがびょういんにいるときにサンタさんにおねがいしたからです。
クリスマスのプレゼントに、かずくんとかぞくになりたいとサンタさんにおねがいしました。
そしたら、かずくんのおとうさんがサンタさんにゆってくれてぼくのおねがいがかなったのです。
パパが、じゅんがいいこにしてたからだよといったので、それからぼくはそのおねがいがかなってうれしかったから、いいこにしています。
ぼくは、びょういんにいるときより、いまのほうがいいです。
どうしてかというと、パパと、おとうさんと、かずくんといっしょにすんでいるからです。
いつも、おとうさんがおいしいごはんをつくってくれます。
パパは、ぼくがべんきょうしてわからないところをおしえてくれます。
かずくんは、いっしょにあそんだりおふろにはいったりしてたのしいです。
ぼくは、おかあさんとおなじびょうきだったけど、おかあさんはびょうきでしんでしまいました。
このまえ、おかあさんにおわかれをしました。
とてもかなしかったけど、ゆめのなかでおかあさんにあえたからうれしかったです。
ぼくのことをみているよといっていました。
もうおかあさんにあえないのはかなしいけど、パパと、おとうさんと、かずくんがいるからへいきです。
ぼくは、いまのかぞくがすきです。
こんどのクリスマスに、サンタさんにおねがいをしようとおもいます。
なにをおねがいするかというと、ぼくはいまのかぞくとずっといっしょにいたいですとおねがいをします。
おねがいがかなうように、ぼくはいいこにしていようとおもいます。