無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「もっと…？」

「んっ…もっとっ…いっぱい、」

「どこに？ここ？」

「ぁんっ…はぁっ…」


肘置きに頭を預けたにのの後頭部を包むように抱え込む相葉ちゃん。


首筋に顔を埋めたまま問い掛ける声はくぐもっていて、その最中もリップ音は止まず。


すっかり目を閉じることも忘れて、対面に映るその光景に目を奪われていた。



やべぇな…
にのってあんなおねだりすんのか！


言葉攻めには弱いなってのは元々分かってたけど…


すげぇ唆られんじゃねぇか！



留まることなく聞こえるリップ音と二人の熱い吐息。


相葉ちゃんの位置が少しずつ下にずれていき、にののパーカーの裾がくるりと捲られた。


「んぁっ…！」

「あ…もう硬いじゃん…」


にのの胸の突起に触れた途端、ぴくんと体を跳ねさせた反応を見て嬉しそうに口角を上げる相葉ちゃん。


きゅっと摘まみながら片方に舌を這わせれば、また上がってくるにのの高い喘ぎ声。


「ぁっ！やぁっ…だ、」

「ねぇ…ちょっと声おっきくない？
大ちゃん起きちゃうからさ…」

「やっだっ…ぁあっ…！」


そう言いながらもぺろぺろと小さな突起を舐め続けて。


体を跳ねさせながら、何とか声を我慢しようと手の甲を口に押し遣る姿もまた堪らない。


「くふ…可愛いね、にの」

「んっ…はぁっ…も、」

「うん？」

「もう…早くっ…」


口を覆ったまま小さく発するおねだり。


絶対聞こえてんだろうけど、相葉ちゃんは上体を起こしてにのの目の前に顔を寄せる。


「…どうしたの？」

「っ、もぅ…早くっ」

「何が？」

「っ、早くっ…触って…ここ、」


切羽詰まったような声と同時に、相葉ちゃんの手を自分のに押し付けるにの。


相葉ちゃんを見上げていたその火照った顔に、雄々しい横顔が近付いて優しいキスが降ってきた。


「わかった…触ったげるね」


唇を離して至近距離でそう囁くと、またキスをしながらにののスウェットの中に手を差し入れる。


小さく跳ねながら体を捩るにのと、確実ににののイイトコロを擦り上げていく相葉ちゃん。



相葉ちゃんも意外と…Ｓっ気あんのかな。


エッチの時はいつもとちょっと違うもんな。


俺が居る時とにのとの時とも、また違う。


ふふ、これも新たな発見かもな。