無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

結合部から聞こえてくる音や抽挿の度に汗でぬめる肌と肌。


それに、打ち付ける衝撃に合わせて揺れる潤の反り返った中心が。


段々と出口に近付いてきていることを予感させる。


主張を続けるそれを前触れも無くそっと握り込めば。


「あぁっ！やっ、だめっ…」

「潤っ、気持ち良い…？」

「あっ、あん、だめっ、それだめっ…！」

「も…やっべぇ…」


密の滲む潤のを擦り上げると連動するように収縮を繰り返す蕾。


その快感の波に飲み込まれたくて、でもまだ終わりたくないような訳が分からない感覚に陥る。


潤の背中を抱き締めて腰と手をひたすらに動かし続け。


「やぁぁ、だめっ…もう、しょおさんっ…」

「くっ、いいよ、イケよっ…」


項垂れてぶんぶんと首を振る潤に追い打ちを掛けるように濡れる手を早める。


ぴったりと覆い被さったまま、抑えきれない熱い吐息がダイレクトに潤の耳を擽り。


弱い所を刺激される度に上がるその切なげな喘ぎに、ぐいぐいと高みに引き上げられていく感覚に襲われて。


「んっ、はっ…しょおさんっ…呼んでっ、名前…」

「っ、潤っ…すっげーいいよっ、潤っ…」

「あっん…気持ちいぃっ、しょおさ…」


くっそ、俺もマジでっ…も、やばっ…！


がくっと上体が崩れた背中に浮かぶ肩甲骨が綺麗で。


突っ伏したまま震えながら顔だけ振り向いた潤と目が合う。


っ…！


乱れた髪、真っ赤に上気した頬、最高に蕩けて虚ろな瞳が目に飛び込んできて。


「しょおさ…も、イクっ…イってもい…？」


肩で息をして途切れ途切れにねだるように溢す声がトドメの一撃だった。


もっ…マジたまんねぇわ…


「イケよっ…ほらっ！くっ…」

「あぁっ！いやっ…も、あっ、イっ、クっ…！」


その喘ぎが漏れたとほぼ同時、手の中の潤がどくんと脈打って熱を吐き出した。


その直後に最大級の締め付けに襲われた俺も。


絡みついてくる中に応えるようにぐっと腰を押し付けて熱を放った。