無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

心臓がバクバクと早鐘を打ち、ふわふわしそうに顔が熱い。


ついにこの時を迎えると言うのに、しっかり意識を集中させたい思考とは裏腹に緊張が上り詰めてくる。


割られた脚の間に膝立ちになった相葉さんの体が滑り込み。


ちらっと一瞬俺に合わせた目が妖しく細められたかと思えば、ぬるっとした感触が秘部に伝わって。


ぬるぬると撫でるように相葉さんの先端が周りを這い、その心地に堪らず声が出てしまう。


「やっ…ぁんっ、」

「いっぱい声出していいよ？気持ち良いことするんだからさ…」


口元を手の甲で抑えようとした腕を取られ、そのままぎゅっと手首を握られ。


「ねぇ、もう入っていい…？」

「えっ…」

「力抜きなね」


フッと微笑まれたと同時に、秘部を撫でていた先端がぐっと中に押し入ってきて。


「ひっ…！？」


その余りの圧迫と衝撃にひゅっと息を吸い込む。


訪れた強烈な圧迫感に、そのまま息が出来なくなるほどに。


異物感が凄くて無意識に押し出そうとつい力が入ってしまった。


「くっ…はぁっ、きっつ…」


脚元から聞こえた小さな相葉さんの声。


そして少しだけ進んですぐに抜かれた感覚に、一瞬で焦りが襲いかかってきて。


「っ、ごめんなさいっ…」

「ん、いいよ、大丈夫。最初はこんなもんだから」


握られた手首を縋るように握り返せば、相葉さんは優しく微笑んでくれて。


「逆に興奮しちゃうな…こんな可愛い反応されちゃうと」


そう艶っぽく笑いながら近付いてくる唇。


枕に押さえ付けられるように深いキスをされて、たちまち頭がふわふわしてくる。


「んっ…はっ、」

「んふ…いくよ？」


キスの途中、鼻先で小声で囁かれた言葉。


それが耳に届いたのも束の間、くちゅっと音を立てて相葉さんが再び俺の中に押し入ってきた。