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「あぁ…気持ち、良いっ…二宮さんっ、」

「あっ、だっ…めっ！あぁっ！」


荒い息を吐いて掘り進むように打ちつけてくる相葉さんの腰。


その衝撃に耐えながら、頭の中は俺で気持ち良くなってる相葉さんの顔と声でいっぱいに満たされて。


初めての感覚にはまだ慣れなくて、気持ち良さなんてまだよく分かんないけど。


でも体の気持ち良さより、こうしてこの瞬間に相葉さんのことだけを考えられてるって事実が。


相葉さんも、俺だけを見て俺の中で気持ち良くなってるってこの現実だけで。


それだけで、他のことなんてどうだっていいって思えるんだ。



もっと…


もっと俺の中で…


気持ち良くなって…



「くっ、はぁっ…二宮さんの中ちょーいいよっ…」

「あんっ！あっ、あいばさんっ…」

「うん…？」

「もっとっ、きもちよくなってっ…くださいっ…」


揺さぶられながら相葉さんを見つめて、心の中で繰り返し思ってたことを口にする。


そしたら急に中に埋め込まれていた相葉さんの形が変わった様な気がして。


驚いてまた見上げれば、肌蹴たスタンドカラーから相葉さんの綺麗な喉仏がごくっと動いたのが見えた。


「…そんな可愛いこと言われたらさぁ…」

「…っ、やんっ…！」

「たまんないんだけど…」


中に入ったまま上半身を倒してきた相葉さんが至近距離で色っぽく囁く。


そして俺の頭を抱き込むようにして密着すると、さっきより数段激しく腰を打ちつけてきて。


「あぁっ！やぁっ…いやっ、」

「もうダメ…俺止まんないっ」

「やんっ、んんっ…」


ガツガツと腰を送られながら唇も塞がれ、体が相葉さんで封じ込められたみたいな感覚になる。