無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

膝立ちの後ろに手を回すと大きいパーカーの裾がどうにも邪魔で。


もう脱がせればいいじゃんって話なんだけど、せっかくなら今日はこのまま最後までシたい。


「にの、ここ持ってて」

「え…」

「お尻隠れちゃうからさ」


裾を摘まんで示せば素直に両手で裾の端を握って。


「ふふっ、可愛い…」

「っ、うるさい…」


露わになった触り心地の良い双丘を撫でて目的の場所へ人差し指を宛がうと。


「ぁっ、ん…」


ぴくっと肩が揺れてきゅっと唇が結ばれる。


そんな表情も堪らなく可愛くて仕方ない。


「すごい、にののナカ…俺のこと待ち侘びてんの？」

「ぁん…も、」

「ねぇ離して、締め付けすごいよ」

「んっ、あっ…」


見上げながら問い掛けたら指の先をぎゅっと包み込まれた。


その余裕の無い締め付けに、俺の中心も今か今かとその瞬間に期待を膨らませていて。


「ねぇ…もう挿入っていい？」

「うん…きて、」


影になった表情からでも分かる火照った頬と潤んだ瞳。


人差し指を抜き去って両手でそこを割り広げ、熟れた入口に先端を擦りつける。


ぴくっと一度肩を揺らしたのを見届けて、くちゅっと音を響かせながらナカへ押し込んだ。


「あぁっ…あっ、んっ…」

「はぁっ、やっべ…ちょ、」

「やっ、あぁ…入ってくるっ…」


ぐぐっと下から突き上げるように押し入れば、首を倒して寄り掛かってきたにのの熱い吐息が耳にかかって。


まだ従順に裾を握っているその腰に腕を回し、引き寄せながら奥まで突き進む。


「はぁ…にのっ、今日ヤバいね…」

「っ…なに…？」

「もうさ…気持ち良くてたまんない俺」

「っ、やっ、あぁっ！」


今の体勢で行ける限界まで突き上げてすぐに揺さぶりをかけた。


もうヤバい。


今日はもうマジでヤバい。


「はっ、ん、待って…あいばくっ、」

「っ、あぁ…気持ちいい…」


しな垂れかかるにのの高い声が耳のすぐ傍でこだまするから。


絶え間なく漏れるその喘ぎに混じって俺の名前をずっと呼ぶから。


もう何もかもに興奮する。


にのの全部に興奮MAX状態。