無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

■C

あいば「あっ！うわあっ！」

しょう「うわっ、あぶないっ…！」

(バランスを崩した上半身チーム、それに気付いた下半身チームの智が潤を受け止めようと体の下に滑り込む)

さとし「…ぐおおっ！」

(落ちると思ったが持ち前の筋力でなんとかバランスを保ち、智の上に普通に着地した潤)

じゅん「あっぶね…パルクールやってて良かった…」

にの「(智に)…あんただいじょうぶ？」

さとし「…ちょっと気持ちいい(ニコ)」

にの「やめなさい！」


◆M

じゅん「あ、ごめんね。大野さん」

(智の腹に座りながら、目下の智に謝る潤)

さとし「いいよ、なんならもっとこう…」

にの「こーら！(肩パシッ)」

しょう「あ、潤。よければ俺の上にも…」

(そのやりとりを見ていた翔は、床に転がったままピンと背を伸ばし潤を待ち構えた)

あいば「翔ちゃんまでやめてよ！」


★A

じゅん「そこまでされたら、断れないよね。じゃ、遠慮なく」

(潤のドSなスイッチがONになり、ニヤリと黒い笑みを浮かべた)

しょう「ぐはっ…！でも、悪くない…。あっ…♡」

さとし「だろー？やっぱ翔ちゃんは、おいらと気が合うね」

じゅん「…(この人たち、アブナイ)」

(二人の上をゴロゴロしながら、自分たちの行く末に不安を覚える潤)

あいば「変態お兄さんたちは放っといて…先にお湯張りに行こうか、にの」

にの「そうだねあーばさん。入浴剤も入れちゃおっか♪」

(廊下の床で絡まる三人を尻目に、手を繋いでバスルームに向かう雅紀と和也)


■C

(お湯張りボタンを押してバスルームに入る雅紀。そこへ入浴剤を両手いっぱいに持って和也が入ってくる)

にの「みて、どれにする？」

あいば「うわ、なに？なんでこんないっぱいあんの？」

にの「いや、なんかよく貰うんだよね、入浴剤」

あいば「…誰に？」

にの「んー、共演した人とかスタッフさんとか…」

あいば「…(こいつアブねーな)」

(無防備な和也を危惧してじっとりした眼差しを向ける雅紀。その頃廊下では…)

さとし「ちょっとうつ伏せになってみよっかな」

しょう「あ、なるほど、圧迫感を楽しむパターンね」

じゅん「…(マジこの人たち大丈夫かな…)」