
例えばこんな日常
第5章 CARNIVAL MILK NIGHT☆part2/all
★A
にの「ん、はぁっ…どうして…?あんたも、潤くんが好きなんじゃないの?」
(激しいキスの合間に見上げる和也。
その熱を帯びて潤んだ瞳には、戸惑いの色が浮かぶ)
あいば「潤も、にのも、翔ちゃんも、おーちゃんも、みんな好き。俺は嵐が大好き」
(雅紀は困惑する和也の目を覗き込み、太陽のように眩しい笑顔で言った。そして)
「だから、誰にも取られたくないの」
(急に真顔になり、低い声を放った)
さとし「こうなったら勝負だ翔くん!潤の脚をかけて」
しょう「よしきた。受けて立つ!潤、審判してくれ」
じゅん「…はい(もうどうにでもなれ)」
■C
(雅紀の冷えた眼差しに、思わず全身が粟立つ和也)
あいば「…間違ってる?俺」
にの「ぁ、やだ…あいばさ、」
あいば「いいから言うこと聞けよ」
(低く呟くと、和也の身体を反転させて後ろ手に捩り、冷たい壁に胸板を押しつける)
さとし「…で、なんの勝負すんの?」
しょう「え、あなた考えてないわけ⁉︎」
じゅん「……(だろうな)」
しょう「じゃあ…(考え中)あっ、『モテしぐさで潤を堕とそうデスマッチ』は?」
◆M
にの「痛っ…あっ、」
あいば「ココ、俺らの以外咥えたらただじゃおかないから」
(散々弄られて未だ柔らかい和也の後ろに、雅紀は強引に指を挿れた)
さとし「モテしぐさぁ?んー、いいよ」
しょう「よっしゃ、じゃあ俺からいくね!潤、しりとりしよう!しりとり、はい」
じゅん「……りんご(翔くんしりとり好きだな)」
しょう「ご…ごりら」
じゅん「ラッパ」
しょう「潤、お願いだから『あ』か『だ』か『す』で終わらせてくれ!」
じゅん「……(めんどくさー)」
★A
にの「ふぁ、やっ…だめぇ」
(雅紀の巧妙な指使いに脱力する和也)
あいば「感じるの?このヤラシイ体に覚えさせてやるよ。…俺ら以外、受け入れないようにな」
(雅紀は指を抜き差ししながら、空いた片手を和也の口に入れ、体勢を支える)
じゅん「えー…パス。(激しく面倒くせぇ)」
しょう「(キター!)す…す、好き♡
ハイ、潤オチた!俺の勝ちー♪」
(はぁ?と唖然とする潤、ガッツポーズの翔)
さとし「ずりー!パスは無効だろ?てかラで始まるのどこいった!」
じゅん「…(しかも堕ちてねぇわ)」
