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たのしいまいにち

第3章 初めて



ちょ!!!!!



確実にエスさんと思われる去っていった人を小走りで追いかけ、


服をつかんだ。



すると、



「おはよ。」


と、挨拶された。

ニヤニヤしている。


わざと素通りしたな……。

と私の顔に書いてあったのだろう。

作戦成功という風なニヤニヤだった。


何でこの人を、愛しいと感じるのだろう。


わたしは19歳。


相手は37歳なのに。



それから彼の案内で、

お店を巡った。

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