
たのしいまいにち
第3章 初めて
もちろん、ラブホテルは初めてであったため、
入り口からずっと???だった。
まずペラペラが付いている所から入る。
薄暗い階段を上ると
部屋を選ぶ所だった。
平日の昼間であったが、
部屋は二部屋しか空いていなかった。
「どっちがいい?」
「え、わかんない…。」
「んんー、ならマッサージチェアのにしよ。」
どこからか流れてくる音声に従い、
エレベーターに乗った。
そして、点滅する部屋番号の部屋に入った。
中はとても綺麗で、思わず
お邪魔します…と言ってしまうほど。
荷物を置くと、ソファーに座り、
とりあえずテレビをつけた。
