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たのしいまいにち

第4章 初めてのその先へ


彼は、ベッドで布団をかけ、

こっちにおいでと手招きをした。



わたしは恐る恐る、同じ布団に入った。


すると、彼は優しくキスをした。



今度は目を閉じ、何度も何度もキスをした。


少しだけ慣れてきたので、わたしも舌を彼の舌と絡めてみると、


「慣れてきたやん」

といたずらに笑った。


キスって、こんなにとろけるんだ。


19年生きてきて初めて

人と愛を交わすことの幸せを感じた。

これ以上の幸せは無いと感じた。


彼の手は、わたしの胸や下の方へ伸びていった。

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