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貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~

第6章 Secret SweetTime5 ~守りたい物~

「ふぅ・・。今日の仕事はこんな所かな」

時計を見るともう午後9時を回っていた。


「社長、失礼致します。今宜しいでしょうか」

ん?その声はカイト?道明寺さんの歓迎会いったんじゃなかったんだ・・。

「いいわよ。入りなさい」

「失礼します。社長この書類にサインをお願いします」

「はい。そんな事よりもう歓迎会始まってる頃でしょ?幹事の貴方がいかなくていいの?」

「ふん。今は大事なプロジェクトを立ち上げようと言う最中です。それなのに浮かれてられるあいつらの神経を疑いますよ、僕は」

「それはそうだけど、仮にも貴方の後輩でしょ?一緒にお祝いしてあげる位いいでしょ?」

そんな私の一言が嫌だったのかカイトはおもっきり机を叩く。

「今は浮かれてる場合じゃないって言ってるじゃないですか。貴方には社長としての自覚がなさすぎます」

「それはそうだけど・・。そんな神経質になる事ないじゃない。カイトは真面目すぎる所が致命的だよね。ほら、私も行くからカイトも準備して」

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