貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~
第6章 Secret SweetTime5 ~守りたい物~
その頃カイトはりおんと一緒にいた。
周囲にばれないようにあたかも恋人同士の様に手を繋いで歩く。
「ふん。ここまで来ればもう会社の人間も居ない。恋人同士のふりをする必要もないだろ。離せ」
「今日は随分素っ気無いのね・・。そんなにあの子のことが気になる?」
「ふふふ。そんな怖い顔しないでよ。いくらなんでも居酒屋であの子をどうにかしようなんて思ってないわよ」
「久々に2人きりになれたんだから飲みにいかない?ふふふ。勿論貴方に断る権利はないわ。行ってくれるわよね?」
「チッ」
少し先の交差点を曲がり、古い路地裏に入ると2人行きつけのBARがある。
カランカラン
「いらっしゃい。おぉカイトとりおんちゃんじゃねーか。久々だな!」
ここのBARのマスターは俺たちの高校時代の先輩だ。りおんからすれば俺との恋のキューピットだとか言ってるが、俺にとったらいい迷惑だ。
「先輩お久しぶり。ちょっとカイトと大事な話があるから奥の席使うね。後お酒はいつもので」
「はいよ」
そう言うと俺とりおんは奥のテーブルに行く。
周囲にばれないようにあたかも恋人同士の様に手を繋いで歩く。
「ふん。ここまで来ればもう会社の人間も居ない。恋人同士のふりをする必要もないだろ。離せ」
「今日は随分素っ気無いのね・・。そんなにあの子のことが気になる?」
「ふふふ。そんな怖い顔しないでよ。いくらなんでも居酒屋であの子をどうにかしようなんて思ってないわよ」
「久々に2人きりになれたんだから飲みにいかない?ふふふ。勿論貴方に断る権利はないわ。行ってくれるわよね?」
「チッ」
少し先の交差点を曲がり、古い路地裏に入ると2人行きつけのBARがある。
カランカラン
「いらっしゃい。おぉカイトとりおんちゃんじゃねーか。久々だな!」
ここのBARのマスターは俺たちの高校時代の先輩だ。りおんからすれば俺との恋のキューピットだとか言ってるが、俺にとったらいい迷惑だ。
「先輩お久しぶり。ちょっとカイトと大事な話があるから奥の席使うね。後お酒はいつもので」
「はいよ」
そう言うと俺とりおんは奥のテーブルに行く。