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貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~

第7章 Secret SweetTime 6 ~私は貴方の玩具~

「ふふふっ。いいでしょう。教えて差し上げましょう、本当の真実を」






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ちっ!

どうやらお嬢様は昨夜一緒に飲んだ紅茶の中に睡眠薬を入れたらしい。

おかげで道明寺の所へ行こうとするお嬢様を止められなかった。

急がなくては・・。でもどうやってお嬢様を探し出すんだ?


プルルル

誰だ?このくそ忙しい時に!ん?マスター?

「はい」

「あぁ、カイトか?」

「マスター、申し訳ないんですが急ぎの用でなければ後日にして頂けませんか?」

「いや、それがな?さっきりおんちゃんが1人でうちのバーに来たんだよ」

「りおんが・・」

「あぁ。いつも来るのはお前とだったからな。それでお前に渡して欲しいと言う封筒を預かったんだが、今からうちに来れるか?」

「わかりました。すぐ伺います」

りおんが1人でマスターの店に?嫌な予感しかしねぇ・・。

でも俺は行くしかねぇんだ。この手で愛する人をもう1度抱き締める為に。
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