貴方に溺れて~眼鏡をかけたドS秘書~
第8章 Secret SweetTime7 ~最後の時間 前編~
その日の夜。
私は2階の自分の部屋でカイトがお風呂に入った事を確認し、浴室に向かった。
「カイト・・。私も一緒に入っていい?」
「お嬢様・・。いいでしょう。ご一緒しましょうか」
私は浴室で服を脱ぎ、バスタオルも巻かずに浴室に入る。
最初はお風呂の湯気で見えなかったのか何も言わないカイトだったけど
「お嬢様!貴方何を考えておられるんですか!もう昔とは違うのですよ?恥という物を知りなさい」
「ねぇ・・カイト・・今夜抱いて欲しいの・・」
「はぁ・・。お嬢様、今自分が何を仰ってるのかわかってらっしゃいますか?」
カイトの言う事は最もだ。でも今の私には今夜何としてでもカイトに抱いて欲しいと言う気持ちしかなかった。
「道明寺にあんな事をされたのです・・嫌な記憶を消したい気持ちはわかります。でももう少しご自分を大事にしてください」
「カイトの気持ちは良くわかる。でもお願い。私このままじゃ・・」
「申し訳ありませんが、今日ばかりはそのお願いは聞けません」
カイトはかたくなだった・・。
でも私は強引にカイトにキスをした
「ん・・チュ・・チュ・・んぁ」
「お・・嬢様・・ちょ・・だ・・めですって・・ん・・チュ・・本・・気・・で怒りますよ?」
そして私は浴槽に入り、キスをしながらカイトの下半身に強引に触れる。
「ん・・んぁぁ・・お嬢様・・あぁぁぁ・・いい加減・・に・・して下さい・・あぁぁ・・」
「ふふふっ・・そんな事いってもうココこんな固くなってるよ?」
「お嬢様・・そんなに・・僕の・・理性を・・飛ばしたいんですか?」